国鉄全国運動の拡大と11・7へ、広島で国鉄集会開く
9月20日、広島市で、「青年労働者を先頭に、11・7労働者集会に1万人結集を!」を掲げて、「動労千葉を支援し、国鉄全国運動を広げる9・20広島集会」が開催された。11月集会へ向けた動労千葉を支援する会・広島の総決起集会としてかちとることができた。動労千葉からは清水匠執行委員を迎えて、アピールを受けた。集会には、動労西日本をはじめ広島の闘う労働組合と労働者、学生、市民60人が結集した。4・9政治和解の反動性と「国鉄分割・民営化25年問題」「公務員制度改革」攻撃が労働運動と労働組合をめぐる攻防であること、それは民主党・連合政権の推し進める道州制360万人首切りの国家改造攻撃との「2012年決戦」として闘われることが確認された。
動労西日本は、現場の組合員が全員登壇して、大江委員長が「昨年の9月19日の再建大会からちょうど1年、私たちこそが主流派であることが鮮明になった。青年部をつくり、組織拡大を実現する」との決意を表明した。中四国の全国運動呼びかけ人である矢山有作氏、大野義文氏、宇都宮理氏の3氏からの熱いメッセージも寄せられ、司会が読みあげた。
広大生協労組の壹貫田委員長が基調提起で11月集会の意義、組織方針を全面的に提起し、産別と職場から決意表明があった。社保庁分限免職と闘う平口雅明さんやヒロシマ反戦反核闘争解体と闘う教育労働者である倉澤憲司さんから発言があった。さらに、国鉄全国運動と一体で、自らの闘争をやり抜いて、職場から11月集会への決起を実現するという決意が、広大生協労組や高陽第一診療所労組、自治体の青年労働者からあった。
参加者は、国鉄全国運動を職場・地域で拡大して、11月労働者総決起集会の1万人結集を実現するために闘う組織者になろう! と決意を新たにした。残りの1カ月半を、昨年を大きく超える11月集会への結集にむけて全力で闘う決意である。(広島・OS)
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