徳島刑務所の弁護士面会妨害許すな! 星野再審連絡会議が反撃のビラまき
10月12日、徳島刑務所は、星野文昭同志と面会するために訪れた暁子さんに対して、「今後、弁護士面会も一般面会として扱う。原則的に、時間を制限し、刑務官の立ち会いも付ける」と一方的に通告してきた。これは、再審弁護団の「秘密交通権」を奪う、とんでもない攻撃だ。労働者階級の力で絶対に粉砕しよう。10月18日、星野再審連絡会議はただちに反撃に立ち、東京高裁前でビラまき・宣伝活動を行った。星野暁子さんを始め、参加者が次々にアピールして、徳島刑務所の攻撃を打ち破ろうと訴えた。また、裁判所、法務省の責任を徹底的に追求した。裁判所前を通る人たちの関心は高く、16筆の署名が寄せられた。
星野同志はまったくの無実であるにもかかわらず無期懲役に処せられ、36年もの投獄を強いられている。それを打ち破るために、昨年11月27日、第2次再審請求書を提出して全力で闘っている。今年の9月30日には、「補充書(1)」と「鑑定書その1」が提出された。再審開始を実現し、無罪・釈放をかちとるために、立ち会いの付かない「秘密交通権」の下で再審弁護団と緊密な討議を行うことは絶対に必要だ。面会時間も制限してはならない。それは、無条件で保障されなければならない。
ところが徳島刑務所は、「再審を請求しているだけで、まだ再審裁判が始まったわけではない」という口実で、面会時間を制限し、立ち会いも付けると言うのだ。ふざけるな! 再審闘争は、再審開始をどう実現するかが勝負だ。この段階が最も重要であり、最も困難である。そのために、星野同志も再審弁護団も、そして全国の支援者も必死で闘っている。星野同志と弁護団の討議が権力に筒抜けで、再審闘争など進めることはできない。
この3月以来、星野同志への連続懲罰、4類への降下、友人面会の拒否(連続5回・7人)、星野暁子さんの手紙の抹消と、徳島刑務所と法務省は獄中弾圧を激化させている。9月17日には、ついに暁子さんの面会まで不許可にした。
「4・9政治和解」情勢下で、日帝・民主党政権は、階級的なもの、反政府的なものを一掃しようとする攻撃を強めている。その核心は、労働者階級の階級的団結を解体することであり、動労千葉と革共同を破壊することである。敵は、星野同志の闘いが一つの階級的結集軸になっていることに憎しみをつのらせ、あらゆる攻撃を強めている。攻防の激化は、勝利が近づいていることの証だ。この力勝負に勝ち抜き、星野同志を今こそわれわれの手に取り戻そう。11・7労働者集会、11・27星野全国集会の圧倒的な成功をかちとろう。(K)
抗議先
〒779-3133
徳島市入田町大久 200-1 徳島刑務所長 松本忠良
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