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「動労千葉を支援する会・群馬」が旗挙げ!

s20101020b.jpg 10月17日、高崎市労使会館で、「動労千葉を支援する会・群馬」結成集会が、動労千葉を迎えて、30人の結集でかちとられた。
 冒頭に、支援する会の作成したビデオ『ドキュメント国鉄分割・民営化』が上映された。国鉄分割・民営化がいかに無法な大攻撃だったかに、会場全体が怒りに包まれた。その攻撃の先兵になる動労と松崎。これに対して闘う、動労千葉の組合員と家族の姿。闘いを指導する若き中野洋氏や田中康宏委員長。ビデオは「1987年4月1日は動労千葉の新しい闘争への出発の日である」と終わる。ビデオを見てあらためて、動労千葉を支援する会を結成する意義が明らかとなった。 

 群馬合同労組の青年労働者の司会で開会を宣言。準備会から「4・9和解は動労千葉を絞め殺し、連合を完成して、労働者を戦争に動員する攻撃。何がなんでも動労千葉を守り、ともに闘おう」と経過・基調提案が出された。
 動労千葉からあいさつに立った千葉運転区の山口世修(としのぶ)・本部執行委員は当時をふり返りつつ、怒りと熱のこもった30分以上にわたる報告を展開した。「今資本が暴走している。これを止められるのは労働組合だけ。動労千葉は当たり前の普通の組合だが、組合員が力を合わせれば何でもできる。11・7の1万人結集を勝ちとろう」という力強い訴えに、会場が万雷の拍手で応えた。
 支援する会を代表して東京・北部の別所基明さんが連帯のあいさつ。「北部では会報の毎月発行を貫徹しています。いつでも右手に物販、左手に会報をもって、みんなで突貫して大きな成果をあげている」と紹介された。第1部の最後に群馬の代表に就任した化学一般昭和高分子労組の大谷和昭さんから、「動労千葉に学び、今日来ていただいた東京北部や、千葉のような、先進的な支援する会の運動から学んで、群馬の地から闘いを拡大しよう」とあいさつと決意表明が行われた。休憩をはさんで、第2部では会員の自己紹介をかねて、参加者からの発言。国労高崎の組合員は「今までは、運転中にも本部指令に出なければいけなかったが、動労千葉の安全闘争で、指令は止まって受けるようになった。山口さんは遠慮して言っていたが、動労千葉の闘いでJR全社にわたる業務が変わった、これはすごいこと。国労もがんばりたい」と語った。群馬合同労組の仲間は「私は浅草橋闘争の被告です。逮捕されて検事は取り調べで25年は出さないと言ったが、私は人生をかけて動労千葉と連帯して闘ってきて、本当によかった。がんばろう」と発言。
 限られた時間の中でしたが、「同僚が180人います。11・7には必ず仲間を連れて行きます」など、すべての参加者が口々に国鉄闘争との連帯、11月集会への決意を語った。最後は群馬合同労組委員長の建設労働者の青年の音頭で「団結ガンバロー」を三唱、素晴らしい団結の場として集会は成功した。(群馬・S) 

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