1. HOME
  2. ブログ
  3. 国鉄全国運動・九州が福岡で労働者集会開く

国鉄全国運動・九州が福岡で労働者集会開く

s20101021a.jpg 10・17福岡労働者集会は感動的でした。主催は、全国に先駆けて結成された「国鉄全国運動・九州」です。国鉄分割・民営化攻撃を振り返るビデオ上映の後、竹内良夫代表(元九州国際大学学長)が開会あいさつ。「今回の政治解決で、労働者の利益を守る労働運動は、動労千葉とそれに連なる運動以外なくなった」と断じ、「和解を拒否した羽廣さんら国鉄1047名当該と動労千葉を守りぬき、新自由主義を打ち破る新たな労働運動をつくり出そう」と訴え、11・7労働者全国集会への賛同と結集を呼びかけました。圧巻だったのは、中村仁さん(動労千葉争議団)と羽廣憲さん(国労小倉地区闘争団)、手嶋浩一さん(元国労九州本部書記長)をパネリストにしたパネルデスカッションです。 

 手嶋さんは「分割・民営化は、国労と動労千葉がともにストライキで闘っていれば阻止できた。修善寺大会でつくられた国労指導部も最初からお願い路線だった。だから今回の屈服がある」と国労本部を批判しました。羽廣さんは「私は最初から『解雇撤回のない政治解決は拒否だ』と言ってきた。勝利の核心はあくまで解雇撤回、絶対反対を貫くことだ」と。仁王立ちになって4・9反革命と対決する姿が会場を圧倒しました。中村さんは、国鉄分割・民営化に反対してストで闘った動労千葉の勝利の確信を語り、「黙っていてはダメだ。今必要なことは私たち労働者が声を上げることだ」と呼びかけ、11・7に総決起する決意を改めて固めさせてくれました。
 呼びかけ人の宮村みつおさん、藤井冽さん、呼びかけ団体のス労自主、レイバーユニオン福岡のあいさつ、教育労働者の11・7集会派遣カンパアピール、自治体労働者、運輸労働者の発言も新たな力を感じるものでした。最後に呼びかけ人の林田英明さん(毎日新聞労組)がまとめを行い、事務局長の水上晋さんの音頭で団結ガンバローを三唱して集会を締めくくりました。(M・A) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択