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動労千葉、全検修職場で1・27怒りのストライキに決起!

s20120127a-1.jpg JR東日本千葉支社は1月27日、京葉車両センターにおける構内運転業務の一部外注化を強行した。動労千葉は同日、これを徹底的に弾劾するストライキを打ち抜いた。京葉車両センター、幕張車両センター、検査派出を含む全検修職場を対象に、日勤者は始業時から終日、泊まり勤務者は始業時から午後5時までのストライキを貫徹した。
 厳寒の早朝、京葉車両センター門前に動労千葉組合員と支援の労働者・学生ら100人が集まりスト突入集会を開催した。(写真) 

 京葉支部でストに入る繁沢敬一副委員長がマイクを握り、「外注化のための訓練の中では、速度超過が多発したり、いったん停止しなければいけない所で前進全ノッチを入れて加速するということまで起きている。デタラメな外注化の強行を絶対に許してはならない。4月全面外注化を阻止するために総決起する」と宣言。
 あいさつに立った田中康宏委員長は「こんな外注化は絶対、破産に追い込む。直営に絶対に戻す。そうしなかったら重大な事故が必ず起こる。今日から闘いは新たな段階に入った。4月の検修全面外注化を何がなんでも止めよう」と発言した。その上で田中委員長は、東労組が一昨日、当局との間で新人事・賃金制度について大筋妥結したことを怒りをもって報告し、「現場の誰がそんなことを認めたのか! 新人事・賃金制度は業務外注化とひとつの攻撃だ」と弾劾した。
s20120127a-2.jpg 幕張支部の山田護支部長は「絶対に外注化を止める。私も絶対に行かない」と決意を表明。さらに青年部を先頭に各支部代表の代表が次々と決意を述べ、職場の仲間に向かって「ともに闘おう!」と呼びかけた。
 さらに郵政非正規ユニオンの斎藤裕介委員長、ちば合同労組青年部、全学連、習志野市職の労働者、動労千葉を支援する会の代表などから、ともに闘う決意が表明された。
 その後、10時30分からDC会館で「京葉構内外注化・全面外注化阻止! 組織拡大! 1・27動労千葉スト突入総決起集会」が開催された(写真)。150人の組合員が結集し、会場には熱気があふれかえった。
 この場で田中委員長は、4月検修全面外注化攻撃とともに、この間提案された「駅業務委託のさらなる推進」、さらに26日に行われた新人事・賃金制度の修正提案を取り上げ、新たな段階に入った業務外注化攻撃との闘いについて全面的に組合員に訴えた。
 まとめと行動提起を行った長田敏之書記長は「闘いは完全に新たな段階に入った。会社にとっても全面外注化は簡単なことではない。総力をあげて闘えば十分勝負になる。何よりも最大の課題は、この過程で本格的な組織拡大を実現することだ」と提起した。
 いよいよ、検修・駅業務の全面的外注化を軸とするJR大再編との全面的な激突が、火花を散らしながら始まった。ストライキで闘う動労千葉と連帯し、ともに2・15国鉄集会の大成功をかちとろう!(0)
 

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