動労千葉を支援する会・広島第3回総会を開催
12月23日の午後、広島市西区民文化センターに70人の会員と支援者を集めて、動労千葉を支援する会・広島の3回目の総会が開催された。新たな民営化・外注化阻止決戦の号砲となった動労千葉の12・3~4のストライキでの3人の組織拡大の地平を引き継いで、12・12~13動労総連合定期大会と12・19岡山での動労西日本定期大会の成功を受けて、動労千葉を支援する会・広島の2011年の方針を決定する重要な総会としてかちとられた。今回の総会には、多くの物販協力者や初参加の会員が結集した。また集会前に12・3~4ストライキ報告のビデオが上映された。
12・9の国鉄闘争全国運動の呼びかけ人会議での討論を踏まえて、広島での動労千葉を支援する会の活動をどのようにとりくみ、組織拡大を実現していくかが課題となっている。総会では、国鉄闘争全国運動の呼びかけ人である大野義文さん(元安芸労働基準監督署長)の特別講演を受けて、2011年の運動方針が決定された。
冒頭、代表の斉藤俊法さん(三菱広機分会)が、「今こそ資本との闘いを復権させる時だ。ストライキをやろう。動労千葉を守り、それに続いて職場で闘おう。物販で支援する会を広げよう」とあいさつした。
運動方針案を運営委員の広島市職の仲間が提起した。「4・9反革命と11・23の朝鮮侵略戦争開始情勢の中で、戦後の世界体制は崩壊した。今こそ、国鉄1047名解雇撤回の闘いをすべての職場で民営化・外注化攻撃との闘いの軸にすえよう。物販を武器に、支援する会を広島の職場と地域に広げて、職場や労組の権力を握ろう!」と訴えた。そして自らの職場での物販闘争の教訓と会員拡大の活動を紹介した。
続いて大野さんが、「現在『資本の犯罪』の横行の中で、労働者が生きていけない状況が生み出されている。資本と非妥協で闘うことが必要だ。ストライキは資本の支配を断ち切り労働者を自由にする。決して要求を通すことだけが目的ではない。労働者は職場での団結がつくられることで、いきいきと生きていける。動労千葉のような闘いを国鉄闘争全国運動で自分の職場に広げよう」と熱く語りかけた。
さらに、「物販で国鉄闘争全国運動を職場に拡大していくことが、団結を職場につくりだす道だ。長年物販を要請してきた人が机にビラを大切に貯めていた。この仲間が始めて物販に応じてくれた。支援する会の会員を職場で増やせる」というアピールがあった。
動労西日本、教育労働者、郵政労働者、電通労働者、高陽第一診療所労組、広大生協労組、広島連帯ユニオン草津病院支部の仲間から職場の闘いと一体で会員拡大の決意と方針が述べられた。また広大全学連から「国鉄決戦は反戦闘争そのものであり、学生の闘いと労働者の闘いは一つ。全世界で起ちあがっている学生の先頭で全学連が闘う」との決意表明があった。まとめとして、広島連帯ユニオンの青年労働者が「今開始されている青年の陸続とした決起に応えて、青年を国鉄闘争全国運動-動労千葉を支援する会の会員に組織しよう。闘う労働組合―青年部を甦らせよう」と発言し、参加者は組織拡大方針に確信を深めた。最後に団結ガンバローで総会は終了した。いざ、支援する会を広げて、2011年決戦へ!(広島OS)
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