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動労千葉を支援する会・東海が結成集会かちとる

s20110314a.jpg 3月12日、動労千葉を支援する会・東海が結成されました。動労千葉を支援する会事務局長の山本弘行さんを講師に招いた結成集会は、「国鉄闘争の火を消すな! 解雇撤回・非正規職撤廃! 戦争をとめよう! 11春闘勝利!」を掲げて三重・岐阜・愛知の会員を中心に打ちぬかれました。
 「国鉄闘争全国運動が31の地域・職場に結成され、階級的労働運動を担う組織が登場した。情勢は再び、国鉄1047名闘争の原点に引き戻されている」と、この間の闘いが敵の攻撃の凶暴性とともに脆弱性も暴き、新自由主義と闘って勝てる展望を切り開いていることが提起されました。 

 「2月16日の全国集会での呼びかけ人の訴えは、国鉄闘争の中に自らの未来を見る若き労働者の心をしっかりとらえている。あらためて国鉄闘争の火を消すな! を掲げた、1047名の解雇撤回、国家的不当労働行為責任追及の巨大な意義が見えてきた。この原則に徹底してこだわりながら、打ち破るべき殻は打ち破って、現実の労働者の怒りと職場で結びつきながら思い切りやっていこう。日本の労働運動をめぐる大流動化の中で、敵の弱点をつかみ反合理化安全闘争の実践によって展望をひろげていこう!」という提起が会場を湧かせました。
 会の結成に参加した20人の仲間からは「民間で解雇撤回を闘い完全勝利し職場復帰した。再雇用でも争っているが、和解しないで闘っている。国家の圧力はすごいと思いますが国鉄の解雇撤回を支援していきたい」「非正規職撤廃に共鳴します。頑張れば正社員になれるかのようにごまかして搾り取るだけです。全国闘争にも同じような怒りをもった仲間を誘っていきたい」「期限付きの講師など非正規職が増える中で、職場の団結を呼びかけている。ヒロシマ大行動にも参加してきたが、祈念式への小泉首相参加以降、平和の鐘が縛り付けられて衝けなくなった。学校の民営化と闘っていきたい」「東海合同労組の解雇撤回をともに闘ってきました。王制・独裁の打倒にむかう中東、パレスチナの闘いもこれからです」「戦争を止める! という強い気持ちで結成に参加しています。新防衛計画大綱の狙いは先制攻撃をしかけ、戦争によって危機を解決しようとするもの。戦争やむなしという風潮をうち破って、エジプトのように闘おう! 動労千葉のように闘おう!」と発言が続きました。
 ストライキを構えて今日の集会に参加した司会の労働者から「郵政の職場でも雇い止め攻撃として赤字の責任を現場に押しつける攻撃が始まっています。解雇撤回と非正規職撤廃は自分の課題です」という呼びかけ人のアピールも紹介されました。支援する会・東海の事務局長から「物資販売に取り組んできた組合の役員も集会への参加を予定していた。会員もさらに拡大しています。4・1にむかって動労千葉や国労の仲間とともに闘い、6・5にむかっていこう」とまとめと運動の方針が提起され、職場での闘いを基礎に国鉄全国運動を拡大していく可能性を予感させる結成集会になりました。(東海・K) 

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