「今こそ労働者階級の決起を!」――3・12相模原で婦人デー行動
日本列島を襲った大地震と津波から一夜明けた3月12日昼過ぎ、ニュースが刻々甚大な被害を伝え、福島第一原発がメルトダウン寸前というショッキングな事態になる中、「断固街頭に出て“労働者を犠牲にするな”と訴えよう!」と、西村綾子相模原市議を先頭に小田急相模大野駅前で街頭宣伝が始まった。
2011年国際婦人デーさがみはら行動は、婦人民主クラブ全国協議会相模原支部、同相模原中央支部、国鉄闘争全国運動・神奈川を軸とした国際婦人デー実行委員会が主催し、相模大野駅前での宣伝活動とデモ行進、国際婦人デー相模原集会まで連続行動としてかちとられた。
世界大恐慌の中、エジプトから始まった労働者革命を日本でどう実現するのか。「私たちの運動が革命に手をかけていく闘い、それが国鉄闘争全国運動だ。国鉄全国運動を地域に広げ、菅政権を打倒していく具体的な日常闘争として西村綾子さんを相模原市議会に押し出そう!」(実行委員会からの提起)
革新市政をひらく会世話人代表で物理学者の吉田義久さんは、福島第一原発について、「緊急炉心冷却装置を動かそうにも電力がなく、そういう時に使うディーゼルエンジンが故障したまま。空焚きが進行している。水蒸気爆発で放射能が撒き散らされ、さらに核爆発の危険さえある。スリーマイルを超え、チェルノブイリの事態になりかねない。農業や漁業は壊滅、自衛隊や米軍、さらに民間軍事会社がハイエナのように介入してくる」と警鐘を鳴らし、「労働者階級の決起が今ほど求められる時はない」と呼びかけた。
職場、地域で闘う労働者の発言が続き、最後に4月市議選絶対勝利の決意表明が西村綾子さんから行われた。「世界の革命とつながって、敵に弱点がある、私たちには強みがあると確信できる。主客の関係が逆転してきた。敵の弱点とは一つは労働者を生きさせられないこと、もう一つは安保・沖縄問題、この二つと連帯して相模原で闘う。そのために武器が必要、それが国鉄闘争全国運動だ。4月市議選を国鉄闘争全国運動の拡大闘争として闘い勝利する」と確信に満ちて語った。
力強い団結ガンバローが響きわたった。(M)
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