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3・17広島でも「原発なくせ・被災地救援」を訴えて緊急行動

s20110318b-1.jpg 3月17日夕刻、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の呼びかけで、「ヒロシマは訴える! すべての原発をなくせ・全労働者の団結で被災地を救おう 3・17緊急行動」が行われた。
 地震と津波で一瞬にして破壊し尽くされた被災地に、今度は爆発した原発から放射能が降り注ぐ。まさにいま福島―東北で起きていること、引き起こされようとしていることは、ヒロシマ・ナガサキの再現そのものではないか! これこそ資本の利潤のために労働者の命を徹底的に犠牲にしてきた資本主義、新自由主義の究極の姿だ。絶対に許せない。ヒロシマこそ全労働者人民の怒りの先頭に立たなければならない。 

s20110318b-2.jpg 刻一刻と事態が深刻化する中、広島では14日から連日、中国電力本社に対する抗議座り込み行動が行われてきた。そして17日の緊急行動には、動労西日本、広島連帯ユニオン、全学連、婦人民主クラブ、労組交流センターなど30人が集まり、夕方5時前から中国電力本社前に横断幕や旗を並べて陣取った。1時間にわたって退勤途中の労働者にビラをまき、アジテーションが中電本社前一帯に響き渡る。国鉄、自治体、郵政、NTTなどの職場でもまかれてきた「すべての原発を廃止・停止せよ」「未曽有の破局を引き起こした資本と菅政権は全責任をとれ」というビラは次々に受け取られる。3・20賛同署名や被災地支援カンパも集まった。
 午後6時、参加者は、なおも原発を推進しようとする中電本社に怒りのシュプレヒコールを上げ、原爆ドーム前までのデモ行進に移った。広島県警は機動隊、指揮官車を張りつけ、異様な弾圧体制を敷いている。それは崩壊の危機に震え上がる日本帝国主義の危機を示すものだ。デモ隊は「原発をいますぐ止めろ!」「労働者は団結して生き抜こう!」と訴え、沿道の労働者、市民は真剣な表情でデモを見s20110318b-3.jpgつめる。いまどうすべきか考え、行動方針を求めているのだ。もはやこの未曽有の破局からの活路は、党と労働組合の下に団結し、労働者自身の権力を打ち立てる以外にない。3・20渋谷デモでそのことをきっぱりと示そう! 3・20渋谷へ、広島からは被災地救援物資ももって駆けつける。(H・D) 

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