愛知労組交流センターがJR名古屋駅前でメーデー街宣
「5・1反失業・反原発東海メーデー」が愛知労組交流センターのメーデー闘争として、JR名古屋駅前に登場して闘われた。「国鉄1047名解雇撤回」「被災地支援」「原発とめろ」「震災解雇許すな」のノボリや横断幕がはためく中で、国鉄闘争全国運動の6・5大集会のカラービラが次々と青年やメーデーに参加した労働者に手渡され、ヒロシマ・フクシマ発の反原発1千万人署名には18筆が集まった。「原発事故は、菅政権と東京電力による犯罪だ」「労働者の団結した力でこんな社会を変えていこう」のマイクアピールがトヨタミッドランドビルにこだまし、「労働者派遣法、被曝労働と労働者使い捨てを必要とする原発をなくすことが、現代の8時間労働日の要求だ」の訴えに、足をとめる人が続いた。
名古屋駅前メーデー街宣に先立って、白川公園で開催された愛労連メーデー参加者へのビラまき行動が闘われた。ここでも6・5大集会のカラービラ500枚が「政治休戦」「挙国一致」ムードをうち破って次々と労働者に手渡されていった。
連合愛知はメーデー集会を中止し「募金・カンパ」に切り替え、愛労連も国鉄分割・民営化攻撃との対決から逃亡してきた。労働運動を資本との共存路線に転落させ、労働者の団結の代わりに金銭的補償を求める復興運動は、再び労働者を「原発・解雇」のくさびにつなぐ役割を果たすものだ。「国鉄闘争全国運動の力で新自由主義をうち破る新たな労働者の団結の時代を切り開こう!」という労組交流センターのよびかけこそ、労働者の団結の力で被災地での本物の「反原発・反失業」の闘いを組織する労働運動にほかならない。
5・1「反失業・反原発メーデー」を闘った全国労組交流センターとこれに結集する労働組合、合同労組の力で「震災解雇」「震災にかこつけた賃金カット」と闘う「労働相談センター」をたちあげよう! 浜岡原発と「もんじゅ」を廃炉に! すべての原発をとめよう!(愛知労組交流センター・S)
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