富山で反原発アクション、初参加の女性がデモコール

　９月11日、富山市市民プラザマルチスタジオで、反原発アクション富山の集会が開催された。集会では富山大学の学生と青年労働者が全体を牽引し、若きリーダーが反原発闘争を担い抜く決意を表明した。またＮＡＺＥＮ北陸準備会の結成が呼びかけられ、10月に正式発足する宣言が打ち出された。
　関東地方から避難してきた女性などがネットで集会を知って参加し、「子どもの鼻血をきっかけに富山に避難してきた」「ネットで訴える段階から、行動することが今求められている」と自らの思いを語った。また別の女性は「今はもう日本中が放射能の影響を受けている。みんなが参加できる運動をつくろう」と呼びかけた。 

　参加者は集会後、富山市内のアーケードを練り歩いてデモに出発した。初参加者がデモのコールを担い抜き、自己解放的に怒りに満ちたデモを牽引した。今こそ行動に次ぐ行動で巨万の民衆の怒りと結びつこう。（北陸）