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東北石けん労組、地労委で畑文雄を攻防の最前線に引きずり出す

s20111210b-1.jpg 12月7日仙台で、結審情勢の中、東北石けん地労委一日行動が打ち抜かれた。朝8時に愛島台新工場門前を制圧した当該・支援の仲間は、「畑惣商店と畑文雄こそ、解雇の最大当事者だ!」と怒りの弾劾をたたきつけた。
 今回の労働委員会に向けて、組合はこの間の労働委員会における調査、審問の全過程を総括し、この不当労働行為事件の最大の当事者が畑惣商店・畑文雄であることこそ本件の核心であることを鮮明にさせた。この内容で準備書面(18)が提出され、ついに畑惣商店・畑文雄を攻防の最前線に引きずり出したのだ。
 

s20111210b-2.jpg 12時からの仙台市役所前街宣でも、反応は上々。350枚のビラを、労働者、市民が次々と受け取っていく。何人もの人が「畑文雄って悪いやつだよ」と。地域の人々の中ではかなり悪名高い人物であることを再確認。
 そしていよいよ迎えた第11回調査。当該と補佐人、傍聴の仲間が一体となって畑と佐藤を徹底的に追及した。われわれが、当初は何一つ知らされていなかった新工場建設・移転過程での事実関係を、10回の調査と3回の審問の中で正確に把握し再構成する格闘を通してつかみとったものこそ、「解雇の最大当事者こそ畑惣商店・畑文雄だ」という事実だった。これは、労働委員会の「争点整理」の大きな変更を意味する。これまでの「畑と佐藤の一体性」の主張から、それを突き抜けて「畑が最大当事者だ」ということを鮮明に突きつけるものとなったのだ。
 準備書面(18)を受けて畑惣側弁護士は、顔面蒼白となった。「東北石けんと畑惣商店は別法人」の論理で軽くパスできるはずだったのが、畑惣商店こそ新工場建設・移転過程における東北石けん佐藤工場を実効支配していた背景資本そのものだということを突きつけられ、何とか言い訳を見つけようという消耗しきった姿をさらけ出した。
 本件不当労働行為事件は、国鉄分割・民営化型の労働組合つぶし攻撃であった。だからこそわが労組は、動労千葉のように闘う、国鉄闘争基軸の路線で闘うことを一貫して貫いてきた。別法人論を打ち砕く闘いは、新自由主義の労務政策に風穴を開ける闘いだ。
 闘いは、ついに畑惣・畑文雄の襟首に手の届くところまできた! 地域・全国・全世界の仲間と一体となってわが東北石けん労働組合(みやぎ連帯ユニオン東北石けん分会)は必ず勝利する! (東北石けん労組・洞口明) 

 

 

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