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中国、陸豊市東海鎮烏坎村で新たな内戦的激闘

s20111214j-1.JPG 11月21日に、村の共産党幹部による不正な土地売買や不正選挙に抗議し、「独裁反対」の旗を掲げ、「中国農民自治委員会」の結成を訴えて立ち上がった広東省陸豊市東海鎮烏坎村の村民の闘いが、スターリン主義権力との激しい激突に突入している。
 村民の怒りに震え上がった広東省政府は、12月のはじめに村の共産党幹部を更迭した。一方で村民達は「広東省陸豊市東海鎮烏坎村村民臨時代表理事会」を自ら自治組織として立ち上げ、烏坎村は事実上の住民自治となった。しかしこのような事態は、中国スターリン主義が絶対に許すことのできないものだ。 

 12月9日、警察はこの9月22日の暴動の首謀者として、村民5人を突然逮捕した。この中には「烏坎村村民臨時代表理事会」の役員も含まれている。そして翌10日に広東省政府は、「烏坎村の村民の訴えは、基本的に解決した」との声明を発した。一方で村民達は、5人の不当逮捕に抗議し、釈放を求めるデモをこの日8000人で行っている。
 翌11日、逮捕されていた一人であり、「臨時代表理事会」の副会長である薛錦波さんが拘留中に「突然死」するという事件がおきた。死体には鈍器で殴られたようなあざがあり、体全体がむくれており、つめがはがされていたという。さらに12日には、もう一人の逮捕されていた曽昭亮さんも拘留中に死んでいる。顔は殴られて歯がなくなっており、手の指には釘を打たれた跡があったという。警察による拷問で死亡したことは明白だ。
 一方で11日の早朝に、武装警察が村を全面包囲する。村人達が村の入り口に設置した警察が突入してこないように置いたバリケードを撤去し、結集して抗議する村人達に催涙弾などを打ち込んだ。
 その後今日まで、武装警察は村に入る道のすべてを封鎖し、村への食料など物資の搬入ができない状態においている。電気や水道も止まっているという。中国スターリン主義は、村人たちが生活できず食べられずに生きていけなくなる状態に追い込んで屈服を迫ろうとしているのである。この烏坎村は400年以上の伝統を持ち、村人は1万3000人いる。この団結した1万3000人とまともに対決しても勝てないとみた権力は、入り口を封鎖して村を兵糧攻めにすることで彼らの闘いをつぶそうとしているのだ。実に卑劣だ!
 12日、村人達は再び村民大会を開催し、徹底抗戦を決議している。そして烏坎村村民臨時代表理事会は、緊急のアピールを発している。
 「私たち烏坎村臨時代表副会長の薛錦波は、盗まれて売られた故郷の土地を守ろうとして、今、警察によって拉致され、拷問を受けて殺された。正義を広げるために、特に村外にいる私たちの村出身の商人や労働者に救助を訴える。村に戻り協力しあって、ともに政府を正しい道に戻そう!」
 ひとつの村とはいえ、中国で1万人を超える人々の内戦が始まっている。農民と労働者がスターリン主義の独裁支配に反対し、「自治」を掲げ、本質的に労農「ソビエト」の建設を目指して、スターリン主義の非道な弾圧に対して命をかけて立ち上がっている。この農民と労働者の闘いは、中国スターリン主義打倒までやまない闘いである。
 この中国の労働者、農民との連帯をかけて、本格的な労働運動を日本でもつくりだそう!「外注化阻止、非正規職撤廃」の闘いを貫き、職場での組織建設を進めよう!

写真は12日の村民大会
 

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