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動労千葉スト 新運輸区開設は5月に延期

s20111223b-1.jpg 動労千葉は、JR東日本による銚子運転区廃止―佐倉・銚子運輸区新設に反対し、強制配転のための線見訓練を拒否する指名ストライキを継続している。12月20日からは千葉運転区支部組合員も指名ストに突入した。
 19日には千葉運転区支部が、運転区庁舎前でスト突入集会を開催した。指名ストに突入する8人の支部組合員を先頭に、他支部の仲間も多数結集して新たな闘いへの突入を意気高く宣言した。 

 あいさつに立った大野茂支部長は「会社は今にいたるも新運転区の要員数すら示していない。こんな中で、ただただ『訓練をやれ』なんてことが許せますか! 会社は、次のダイヤ改定は3月17日に行うが、新運輸区開設は5月19日に延期すると提案してきた。まともに会社を運営する能力もないということだ。強制配転なんか絶対に許さない。組織破壊を許さない。千葉運転区支部は徹底抗戦で闘い抜く」と闘争宣言を発した。さらに「この攻撃はローカル線の切り捨てでもある。銚子支部とともに動労千葉の最先頭で闘う」と述べた。支部乗務員分科会の代表も「強制配転に反対し一致団結して闘う」と決意を示した。
 本部を代表してあいさつした田中康宏委員長は「明日から新たな闘いが始まる。すでに、この攻撃は破綻を始めている。会社がいったん提案した第一級の施策がまともに実施できないなんて前代未聞だ。理由は『震災で新庁舎建設工事が遅れている』なんて言っているが、こんなものはうそっぱちだ」と述べた。加えて「会社は京葉車両センターでの構内運転業務一部外注化についても『近々、訓練を始めたい』と言って、いよいよ外注化を強行する構えを見せている。来年4月には検修業務の全面外注化を狙っている。こんなことは絶対に許さない。基地再編と外注化に反対し、年末年始を返上して闘う決意だ」と述べた。
 庁舎門前に指名ストに突入する8人の組合員が勢ぞろいし「明日、自分が一番手としてストに入る」「本人の希望も聞かず転勤を前提とした訓練をやらせるなんて許せない」と次々と決意表明を行った。
 続いて銚子支部の渡辺靖正支部長が「11月に12人、12月に17人が指名ストを貫徹した。われわれは負けるわけにいかない。動労千葉の威信をかけて闘う」と述べ、幕張支部、木更津支部、千葉機関区支部、動労千葉を支援する会の代表が連帯あいさつ。「ライフサイクル」で千葉駅に強制配転されている北嶋琢磨青年部長は「どれだけ人をあっちこっちへと配転するつもりなのか。どんだけ無駄な金を使ってんだよ。そんな金があるなら駅輸送職をきちんと養成して、おれを運転職場に戻せ!」と庁舎前に並ぶ管理者に怒りをたたきつけ「ストに入るみなさん、頑張って下さい!」と元気にエールを送った。最後に全員でシュプレヒコールを行い決起集会を締めくくった。
 

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