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青年を先頭に2・19「NAZENにいがた」を結成

s20120221b-1.jpg 2月19日、新潟でも青年労働者を中心にNAZENが結成された。結成集会は、青年がすべてを準備して開催した。豪雪の中、「脱原発アクション」で知り合った青年労働者をはじめ60人が結集した。
 集会は、運輸職場で働く青年労働者の司会で始まり、代表になった女性労働者が「フクシマの怒りと結び、診療所建設基金を集め、3・11郡山に総結集しよう。柏崎刈羽原発の再稼動を許さない」とあいさつし、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人の佐藤幸子さんが講演した。 

 佐藤さんは、「国・県は町内会を動員して高圧洗浄機で除染しているが、『移染』にすぎない。大企業は除染で儲けている」「今の子どもは、安全な食品を食べることができず、免疫力が落ちている。チェルノブイリでは、5年後がピークと言われたが、福島ではそれよりも早いのではないか。福島では、子どもが鼻血を出したり、熱が出たりして病院にかかっても医者は放射能のせいではないとあえて言うし、母親たちは高い線量の中で生活しs20120221b-2.jpgていることに大変なストレスを抱えている」「今日の話を聞いて納得できたことを友人に話してほしい」と訴えた。
 次の青年によるリレートークに5人が立った。「命を軽視して金儲けする今の社会は間違っている」「放射線をたいしたことないという精神論でかたづけようとするのはおかしい。原発はなくすべき」などと怒りを込めて発言した。
 最後に「『原発いらない!3・11福島県民大集会』に新潟からも大勢結集し、福島の怒りと結びつき、原発のない社会を実現するための大きなうねりをつくりだそう」という結成宣言を確認した。そして数年ぶりの豪雪で沿道に雪がうず高く積みあがる中、青年を先頭に「すべての原発をなくそう」「東北電力は原発の再稼働をやめろ」「柏崎刈羽原発の再稼働阻止」をコールしながらモール街をデモ行進し、沿道から手を振る人、車の中から手を振る人も現れた。
 NAZENにいがたは、「原発いらない!3・11福島県民大集会」への大結集から、柏崎刈羽原発の再稼働を許さない闘いへ、県内の反原発勢力の先頭で闘い抜く決意だ。(新潟・K) 

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