NAZEN岡山 被爆68周年8・6ヒロシマ大行動・世界大会に向け決起集会
7月7日、各電力会社の原発再稼働申請を前に、NAZEN岡山は被爆68周年8・6ヒロシマ大行動・世界大会に向けた決起集会を岡山市内で開催した。
集会冒頭、司会のマスカットユニオンの仲間から、被爆者青年同盟・中島健さんの「大恐慌の決定的な深まりの中で、労働者は革命を求めている。世界の労働者が団結すれば核は廃絶できる。今年は原発廃炉世界大会へ飛躍をかけて挑戦する」というメッセージが紹介された。
NAZEN岡山は、青年・学生が共同代表をつとめ、牽引している。被曝労働で労働者を犠牲にしないと成り立たないのが資本主義。原発は原爆を作るためにある。反原発は国家権力と闘う立場が必要である。
動労西日本の山田書記長は、「動労水戸が被曝労働拒否のストライキを闘い、動労西日本の大江委員長が8・6ヒロシマの共同代表に加わった」と呼びかけ、岡大全学連の仲間は、「岡大の御用学者を呼んだ2度のシンポジウムに対してNAZENで抗議行動を行った。広大でも自治会選挙に勝利した」と報告した。
基調報告では、「①再稼働阻止をかかげ山本太郎選挙をたたかおう。②今年の8・6を福島連帯・ヒロシマの継承・国際連帯で闘おう。③国鉄4ヶ月決戦と一体で労働組合の拠点をつくろう」と提起され、各職場地域から決意表明が行われた。
岡山大学医学部職員組合の仲間から「反合理化・安全闘争を職場でとりくむ」と決意、全逓のOBからは「新人事給与制度反対と反戦反核闘争を両輪で闘う」、ユニオンの仲間からは「鈴コンカンパの呼びかけと団交拒否との闘い」、岡山星野文昭さんを救う会からは「権力のスパイを打倒し、獄壁の分断を打ち破って星野さんを取り戻す」と決意表明がなされた。
会場からは参議院選挙情勢をめぐって、「民主党が維新の票をあてにして無所属で出るなどゆるされない」「緑の党は、人道的介入と称して侵略戦争を推進し、民営化も賛成、絶対応援してはならない」「一票の格差が4・77倍の参議院選挙は無効だ」などの怒りの声があがった。
最後に、マスカットユニオンの清水久美子委員長が、「職場の怒りと資本主義社会に対する怒りを結びつけ、体制内労働運動の幹部を打倒して8・6ヒロシマへ決起しよう」と、まとめと団結ガンバローを行った。(岡山・N)
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