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玄海原発再稼働阻止へ佐賀県集会に2100人が大結集

s20120227a.jpg 2月26日、佐賀県で、「さよなら原発1000万人アクション佐賀県実行委員会」などが主催する「原発再稼動にNO! いのちが大事! さよなら原発 九州総決起集会」が開催され、労働者をはじめ住民2100人が参加しました。佐賀県にある玄海原発は、今全原子炉が停止していますが、野田政権は再稼動を狙っています。これに対する地元佐賀県をはじめとする労働者の怒りが、この2000を超える結集となりました。結成されたばかりのNAZENナガサキも旗を持って参加し、何よりも福島原発事故から1周年の3・11福島集会への全国からの参加を訴えるチラシを会場で撒きました。そして「フクシマと連帯して、すべての原発をいますぐなくそう! 3・11福島へ!」と全参加者に訴えました。 

 玄海原発、とりわけその1号炉は、原子炉の脆弱化が著しく進行し、その数値から見て全国で一番危険な原子炉といわれています。その脆弱性は、冷却したら原子炉が割れてしまうというほどで、したがって福島のように事故が玄海原発で起きたら、冷却もできないというほど危険な状態だといわれます。老朽化が進む玄海原発での事故は、福島原発事故以上の大事故になる可能性があるのです。
 しかし野田政権は、その危険を百も承知で原発再稼動を強行しようとしている。日本帝国主義とその新自由主義政策にとって、やはり原発再稼動と原発政策の維持は最優先課題であり、労働者の被曝や命・生活など何の関心もないのです。福島に見られるように、労働者・住民の生きる権利など、虫けらのように踏みにじろうとしているのです。
 絶対に玄海原発の再稼動は阻止しなければいけない!
 集会の後、デモを参加者とともに闘い、佐賀の九電前では、「再稼動を絶対に許さないぞ!」という怒りの声を徹底的にたたきつけました。(K) 

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