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警視庁がまたもデッチあげ弾圧! 2人の女性労働者を奪い返そう

 絶対に許せない! またもや警視庁公安部によるデタラメな弾圧が行われた。6月7日、警視庁は関西の2人の女性労働者を、銀行口座の開設を理由に「詐欺罪」をデッチあげて不当逮捕した。「詐欺罪」など、まったくのデタラメである。マンションの家賃と水光熱費を支払うために銀行口座をつくった。そのどこが悪いというのか! 何が「銀行員をだました」だ! 逮捕される理由など一切ない。
 逮捕の7日当日、警視庁は早朝から大量の機動隊と公安刑事を動員し、東京の前進社本社、神奈川支社、大阪の関西支社(8日)など計7カ所を不当捜索した。どこの捜索場所でも公安刑事どもはわが同志たちの怒りと正義の反撃に迎え撃たれ、消耗し、ほうほうの体で逃げ帰った。 

s20120614a-1.jpgs20120614a-2.jpg 関西の女性労働者の居宅では、警視庁公安一課・肝付伸一ら十数人が家の窓ガラスをたたき割り、暴力的に部屋に押し入って労働者を逮捕した。絶対に許せない。(写真は叩き割られた窓ガラス)
 警視庁は、逮捕した2人の労働者を東京に移送し、連日、朝から夜まで8時間にも及ぶ長時間の拷問的取り調べを続けている。取り調べの中身は事件とはまったく関係ない。2人の闘いへの誹謗と中傷であり、転向強要であり、「人でなし」「極悪人」などの罵詈雑言だ。また衣類の差し入れを妨害したりしている。2人の女性労働者は、不当なデッチあげ弾圧に怒りを燃やし、完全黙秘・非転向で闘っている。公安刑事は違法な取り調べをやめろ! 無実の労働者への人権侵害をやめろ!
 2人は、職場や地域で労働運動の前進のために闘ってきた。今回の弾圧は、2人を先頭とする労働者階級の今年前半の闘いが、国鉄闘争と反原発闘争を軸に大きく前進していることへの日帝権力の恐怖に基づくものだ。さらに、八尾北医療センター明け渡し裁判での勝利判決や、法大暴処法弾圧裁判での全員無罪判決など、闘う人民の側が次々と勝利し、闘う陣形を拡大している。それが日帝・支配階級に大打撃を与えている。それで警視庁が危機感をもって、6・10国鉄闘争全国集会の直前を狙って不当弾圧を行ってきたのだ。
 だが、どんな弾圧も闘いの前進を押しとどめることなどできない。敵権力の狙いを打ち破って、6・10集会は大成功した。団結した労働者の力は無敵だ。2人の労働者の即時奪還をかちとろう。そして、職場から階級的労働運動をよみがえらせ、国鉄闘争と反原発闘争を一層前進させよう。それこそがデッチあげ弾圧に対する労働者階級の革命的回答だ。(M) 

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