革共同政治集会、関西でも青年労働者・学生が中心となり牽引
7月29日、革共同政治集会が大阪市立西区民センターで開催された。全関西から220人が結集して、熱気あふれる集会として大成功をかちとった。
前半の司会のマル青労同の女性同志が意気高く開会を宣言した。冒頭、山本進同志が基調報告に登壇。「プロレタリア世界革命に向かって巨大な進撃が開始された。原発再稼働への怒りは、野田を打倒する、社会を変える巨大なうねりへと発展している。社会を変えるためには、今までの労働運動を根底的に変えることだ。核心は、10・1JR検修全面外注化を阻止する闘いだ。これに勝利したとき、日本の労働運動をひっくり返し、プロレタリア革命を切り開く力が産み出される」と、本集会の決定的位置を鮮明に提起した。
そして、「10・1外注化阻止決戦は労働者階級の未来を決し革命の帰趨をかけた歴史的闘いであり、革共同のすべてをかけて突入し絶対に勝利しよう。体制内労働組合自身が外注化・非正規化を推進してきた。動労千葉は12年間阻止し続け、青年労働者の決起を引き出している。外注化阻止・非正規職撤廃の大運動をまき起こして青年労働者の手に労働組合を奪還しその力で革命をたぐり寄せていこう。反原発闘争をフクシマの怒りと一体でどこまでも闘う。核心は被曝労働絶対反対だ。9・16橋下打倒全国闘争を職場拠点建設の大前進で闘う。10・1外注化阻止決戦と一体で闘い、11・4全国労働者集会大結集への決定的跳躍台として勝ちとろう。拠点建設、党建設の前進が敵階級の新自由主義攻撃を破綻させてきた。党と労働組合の一体的建設をさらに強力におしすすめよう」と、力強く提起した。
続いて関西地方委員会報告に立った青年労働者同志は、「関西地方委員会は、10・1外注化阻止決戦の最先頭に立つ。その中身で9・16橋下打倒総決起集会を闘おう。9・16~10・1を拠点建設・地区党建設をかけた決戦として、職場で勝負しよう。すべては青年労働者の組織化にある」と熱烈に訴えた。
星野文昭同志のメッセージが紹介された後、3本の特別報告が行われた。
「八尾北・西郡決戦の報告」に立った部落解放同盟全国連西郡支部・岡邨洋支部長は、「絶対反対の階級的団結で勝利できることを西郡の闘いは示した。西郡支部は全国にはばたき、新しい全国組織建設の先頭に立つ。非正規職撤廃を正面課題とし、更地化粉砕と非正規職撤廃を一体で闘う」と訴えた。八尾北医療センター労働組合・藤木良枝委員長は、「道州制・更地化、全員解雇・廃院攻撃を絶対許さない。八尾北労組は9・16橋下打倒の闘いの先頭に立つ」とアピールした。
「京大・同学会決戦」の報告が全学連の富山小太郎君から行われた。「今大事なのは、時代認識での武装と、労働者階級が団結すればこの社会のすべてを取り戻せるということだ。風穴を開けるために同学会を再建した。9・16橋下打倒から11・4大結集をつくりだしていきたい」と決意を語った。
「6・7弾圧粉砕の報告」は女性同志から発言がなされた。「権力の弾圧を労働組合への団結破壊としてはっきりさせ、徹底的に反撃して勝利した。労働組合を甦らせる闘いとして攻勢的に闘う」と勝利の確信を鮮明に提起した。
自治体労働者同志のカンパアピールの後、休憩を挟んで集会の後半が開始された。国鉄労働者は国労大会決戦を報告し、10・1外注化阻止は動労千葉、動労総連合、国労共闘が組織拡大するチャンスとしてとらえ、全力で決起すると訴えた。橋下の処分攻撃と闘う教育労働者は「卒入学式闘争を地区党・教労委員会での徹底討論で団結の拡大として闘った。この闘いを貫いて、拠点建設ができる確信をつかんだ。9・16に総決起しよう」と確信に満ちて提起した。 さらに、「非正規労働者雇い止め解雇絶対反対で、組織を拡大して闘う」(全逓)、「橋下の職員規制条例を許さない。橋下は絶対反対の団結を恐れ追い詰められている。9・16の先頭で闘う」(自治体)、「職場で非正規労働者の決起が始まった。非常勤労働者の課題を組合として取り組み勝利した。職場における党建設を軸に拠点建設を勝ちとる」(医療・福祉)、「原発再稼働阻止の巨万の決起が情勢を動かしている。プロレタリア革命に転化する闘いが求められている。10・1決戦に勝利しよう」(合同・一般)と、各産別委員会から熱烈に報告された。
さらに、マル青労同を代表し、橋下処分攻撃と不屈に闘う自治体労働者同志が登壇。「この1年間の飛躍で最も決定的だったことは、各自が職場で格闘する中で、20万の決起に間に合う革命家になってきたことです。マル青労同は党建設の先頭に立つ」。マル学同の学生同志は「大学権力を学生が奪う。すべての大学に階級の拠点として自治会再建をかちとる」と決意を明らかにした。
最後に関西地方委員会の同志からまとめと方針提起が行われ、団結ガンバロー三唱の後インターナショナルを斉唱した。(関西)
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