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自治労函館大会、外注化阻止・橋下打倒の訴えに参加者270人が署名

s20120901a-1.jpg 8月30、31日、函館市内で開催された自治労第84回定期全国大会会場前に、全国労組交流センター自治体労働者部会と北海道労組交流センターの仲間25人が登場。自治労本部方針と対決する議場内の闘いに呼応し、外注化阻止・反原発、野田・橋下打倒の大宣伝戦を繰り広げた。
 「入れ墨調査」処分なんてふざけるな! 橋下は立ち上がった労働者の怒りの前にグラグラだ。団結した労働者の力はすごい。闘えば勝てる。職場から闘いを始めよう! 当該労働者を先頭とする9・16橋下打倒集会への賛同と結集の熱烈な呼びかけに、圧倒的多数の参加者が応えた。「百年ぶり」という函館の暑い日差しの中で足を止めて演説に聞き入り、拍手がまき起こった。 

s20120901a-2.jpgs20120901a-3.jpg 署名板に次々とグループで駆け寄り、弁当や飲み物の差し入れまで寄せられた。昼休憩と朝の結集時というわずかな時間にもかかわらず、270人もの大会代議員・傍聴者・スタッフが賛同署名に応じ、心からのメッセージを署名用紙に書き込んでくれた。何人もの単組委員長・書記長など役職者が署名の公表を可とし、橋下への怒り、大阪の仲間とともに闘う並々ならない決意を明らかにした。橋下打倒の声は全国に満ちている。9・16闘争に総決起しよう。
 さらに、今次自治労函館大会闘争を通して、「復興特区」や大阪・維新の会を突破口とし突撃隊とする民営化・公務員解雇・労組破壊の大攻撃に職場で苦闘する労働者の思いは一つとなった。当局による不当な民営化・外注化、首切りや賃下げ、団結破壊の攻撃にどうしてひざを屈し、妥結しなければならないのか。そんな労使協調路線は通用しない。新自由主義をウソとペテンで塗り固めた公務員制度改革や「税と社会保障の一体改革」、「子ども・子育て新システム」や民営化・非正規職化、人事評価制度推進、原発政策と被曝労働方針はじめ、自治労本部方針はことごとく破綻し、その反労働者的本質が白日のもとにさらけ出されている。動労千葉のように民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の路線で闘うことだけが勝利の道だ。
 いまや、新自由主義労働運動になり果てた連合・自治労本部の支配をぶち破り、外注化阻止・橋下打倒の鮮明な階級決戦方針が全労働者のものとなろうとしているのだ。闘う労働組合を再生しよう。当局と激突して組織拡大をかちとろう。今次自治労函館大会は、被災地を先頭に全国の職場で苦闘する自治体労働者が一丸となって階級的労働運動を復権し、9・16橋下打倒闘争から10・1JR全面外注化阻止を闘い、11・4労働者集会への万余の結集を実現する巨大な突撃路を切り開くものとなったのである。
 さらに、7月自治労現評旭川総会闘争に続き、党と労働組合の一体的建設における変革と飛躍の闘い、産別委員会建設と地区党建設の決定的前進をかちとった。大会前夜の総決起集会に始まり、大会両日の議場の内と外での奮闘と連夜の徹底した総括会議での討論は、地区と産別の同志たちの白熱的な集中性をもってかちとられ、闘いの前進と路線の実践的深化を一歩一歩実現していった。路線的確信と団結の力が、酷暑をものともしないあふれるようなやる気と活力を生み出したのだ。断固この道を進もう。11・4万余の結集に向かって突き進もう。(KD) 

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