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中国・延安で非正規雇用化に反対し18日間のストライキ続く

s20120906a-1.jpg 9月5日、中国陜西省延安市にある延煉サービス会社(延煉実業グループ企業総合サービス会社)で8月19日より続いている従業員のストライキが18日間に達した。今までの労働契約が一方的に破棄され、非正規雇用に変えられようとしていることに対する抗議のストライキである・
 この延煉サービス会社は、毛沢東主義的な一国社会主義建設の破産の中で、旧来の国営企業が崩壊し、その工場が持っていた労働者やその家族への就職保障や社会保障制度的な機能が解体する中で、当時国有企業であった延安煉油工場の失業者やその家族の就職を確保する目的で1987年に建設された。現在は、西安延煉貿易会社の管理下に置かれている。仕事は延安煉油工場の製品の出荷や販売、工場の広告づくりや清掃事業などを行っている。 

s20120906a-2.jpg したがってこの工場には、延安煉油工場や西安延煉貿易会社から派遣された正社員74人、市の労働部門が集めた労働者(集体工)175人、さらに延安煉油工場の労働者家族の労働者(家族工)約640人、そして臨時工が75人前後という複雑な構成となっている。しかし待遇は極端に差があり、基本給は正社員が1400元なのに対して集体工や家族工は700元と半額であり、さらに家族補助などの補填でも著しい差がある上に、正社員以外は企業福利制度や社会福利制度の対象にさえなっていないという。
 これでさえひどいのに、今回企業側は、集体工と家族工を完全に首切り自由な非正規労働者にしようとしている。今まではこの工場ができた建前からも、工場側が保障していた雇用を、いつでも首の切れる労働者にしようとしているのである。これに対する労働者の怒りが爆発し、集体工や家族工がこのストライキに決起した。彼らは労働条件の改善と、就業期間の保障を要求して闘っている。
 労働者はストライキを続行するとともに、210号国道を封鎖して闘っている。しかし総工会(中国スターリン主義の組織する労働組合)はこの闘いを一切援助しようとしていない。彼らはこうした総工会の敵対とも対決して長期ストライキを闘いぬいている。
 中国では8月27日~29日の3日間で20件から30件、8月30日~9月3日の5日間で数十件のストライキや騒擾が発生したとの報道もある。欧州経済危機の直撃を受け、さらに地方財政の破綻が促進する中国のバブル経済崩壊の中で、労働者のストライキが増加の一途をたどっているのである。釣魚台事件を契機に各地で起きている反日デモにもその影響が現れており、怒りは政府や資本にも向かおうとしている。今起きている事態は、中国スターリン主義の毛沢東的な一国社会主義建設の破産と、その上でスターリン主義の延命のために採られた鄧小平の「改革・開放」政策の壮大な破局が生み出している事態なのである。そこからの解放は、労働者階級の国際的団結による世界革命によってしかありえない。
 労働者に国境はない! 領土はない! スターリン主義の歴史的な破産の中で決起する中国の労働者との連帯をかけて、10・1外注化決戦から11月労働者集会へとのぼりつめよう!(G) 

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