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JR西日本入社式で動労西日本への加入を訴える

201304o4a-1.jpg 動労西日本と支援の労働者は4月1日、20人でJR西日本本社前付近に登場し、入社式に参加する新入社員労働者に動労西日本への結集を訴える宣伝行動をやり抜いた。
 新入社員全員が通る交差点に布陣し、動労西日本近畿支部の旗、のぼり旗を林立させ、山田和広書記長や赤松賢一副委員長、中西剛執行委員の青年部が中心になってマイクを握った。3月ストを打ち抜き、4月ストを闘いぬく動労西日本の存在を力強く訴えた。 

20130404a-2.jpg 闘う労働組合の登場を恐れるJR西日本は、この日も新入社員を吹田研修センターに前泊させ、「アドバイザー」と称する人事・労務担当者の統率の下、「護送船団方式」で隊列を組ませて会場入りさせた。組合紹介リーフを受け取らせないためだ。しかし、こんなやり方はもはや通用しない。動労西日本青年部の圧倒的なアジテーションがJR西日本の姑息(こそく)なやり方を吹っ飛ばして新入社員に届いていった。3月春闘ストを打ち抜き、JR西日本の外注化・非正規化攻撃と真っ向から対決し、組織拡大闘争を闘い抜いてきた青年労働者の自信と確信が、新入社員の心をつかんだのだ。実際に、入社式にあわせて動労西日本青年部がつくった「動労西日本に入ってストライキで闘おう」と書かれた組合紹介のカラーリーフは予想はるかに超えて新入社員の手に渡っていった。われわれは2回に分けて行われたJR西日本入社式闘争を完全にやり抜いた。
 また、この日初めて、国労、JR総連・西労、建交労の体制内3労組が登場した。会社と一体となって新入社員全員に加入を強制するJR連合・JR西労組を除いた全労組が出てきたということだ。これ自身、動労西日本が鮮烈に登場して闘い抜いたことがつくりだした情勢だ。JR西日本本社前は、青年労働者の獲得をめぐる労働組合どうしの党派闘争・路線闘争の場になった。われわれはこの激突にも完全に勝利した。体制内労組は自分たちの闘いを訴えることができないからだ。総合労働協約を結び、JR西日本に屈服してその先兵になり、さらに尼崎事故で「労使安全会議」に入ってJR西日本の責任を免罪する国労などの労働組合が労働者の心をつかむことなどありえないのだ。
 動労西日本は3月31日にもJR吹田駅で、支援の労働者とともに新入社員向けの組合紹介リーフ配布活動を展開した。JR西日本が吹田研修センターに前泊させる結集時間に合わせた闘いだ。ここでも会社側は隊列を組ませての「強行突破方針」を取ったが、次々に新入社員がリーフを手にしていった。昨年を大きく上回る150枚以上のリーフが、新入社員に渡された。これにあわてたJR西日本は、結集時間に間に合わなくなることを承知で2~3倍の距離になる「大回りコース」を新入社員に強制して新入社員の怒りをかった。追いつめられ動揺して墓穴を掘ったのだ。
 こうしてわれわれは2日間の闘いを圧倒的にやり抜いた。すべての労働者のみなさん。外注化・非正規化粉砕、JR西日本に尼崎事故の責任を取らせるために4・20尼崎闘争に結集しよう。国鉄闘争全国運動6・9全国集会に攻め上ろう。(関西K)
 

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