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首都圏学生の新入生歓迎企画、「山本太郎さんと語ろう 4・19トークセッション」

20130422b-1.jpg 4月19日、首都圏学生の新入生歓迎企画として、俳優の山本太郎さんと森川文人弁護士をお招きし、「山本太郎さんと語ろう 4・19トークセッション」を行いました。首都圏大学から多数の学生が参加し、大成功しました。太郎さんは冒頭、「若い人は日本の未来。世の中を変えていきたいという純粋な思いを持った人たちに一番長生きしてほしい」と訴えました。
 3・11原発事故以降、全原発廃炉に向かっての闘いに人生をかけて立ち上がった太郎さんの生き方、そこから発せられる情熱的な語りにみなが引き込まれていきます。太郎さんは、原発事故の隠蔽を図る政府を目の当たりにした怒りを語り、「この状況を変えなきゃと思った人たちがこの国を変える展望をつかんだ時に、健康でいてもらわないと困るんです」と訴えます。 

20130422b-2.jpg また、マスコミや大学などが言いたいことも言えないような社会にしていくことに対して、「ただ利権を守りたいだけ。こういう社会をどう変えていくのか」「大資本に頼らなくても自分らでやれるんだということを示すことが社会を変える契機になる」と、3・11原発事故以降に明らかになった社会の腐敗を弾劾し、団結した行動で社会を変えていく展望を明らかにしてくださいました。
 最後に「若い人がこれだけ頑張ってくれて自分にも勇気になります」と学生への期待を投げかけてくれました。
 質疑応答では「安倍首相に対して言いたいことは何か」、「改憲についてはどうか」など活発な質問が出されました。とりわけ、「『3・11』を受けて人生を決断する過程は」との質問に、「国・マスコミの発表を見て、『殺される』と思った。『安全』としか言わない。国を信じてたら命を取られると思った」「東電が使っている宣伝費は260億円ある。電力会社全体で1000億円。それに対して声を上げる決断をするのに3週間かかった。『仕事がなくなってしまうと言う自分』と『真実を知ってしまったのに声をあげない自分』がいた。そして、『また事故が起こっても声を上げないつもりか』、『人をだませても自分はだませないだろう』と後者の方が勝った。『ただ生きていたい』という湧き上がる気持ちが勝っていった。みんなで生きていたい。この社会は他者がいて初めて成り立つもの」と、自らの決起の原点を語られました。
 最後に武田雄飛丸君(法政大学文化連盟委員長)から、4・25法大解放集会-デモ決起へのアピールが行われました。
 昨年の10月6日、御用学者、大久保利晃の講演会を批判したことで「無期停学」処分を受けたことに触れ、「学生が主体的に考え、行動することをどの大学も徹底的に奪っている。一方で学生運動や反原発運動を弾圧して、『地域に開かれた大学』と言っている。教授は『学外でビラを受け取るな、署名をしないでください。巻き込まれますよ』と言い、学生の存在をおとしめている。『巻き込まれる』存在としてしか見ていない。学生を『都合のいいサービス受給者』としてしか見ていない。こういうあり方をふっ飛ばしたい。4月25日には新入生に対して『大学とはこういう場じゃないんだ』『自由にものが言える場なんだ』ということを示したい」と訴えました。
今回の企画の成功を引き継ぎ、法大生・首都圏学生は、山本太郎さんと心一つに4・25法大闘争から5月沖縄現地闘争の爆発へ突き進みます。(首都圏学生・HM)
 

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