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東北大で新歓講演会、弾圧への怒りで新入生と結合!

s20130502a.jpg 東北大学学生自治会の青野弘明委員長を含む2人の仲間が4・25法大闘争で不当逮捕されている中で、東北大学では翌4月26日、新歓講演会を開催しました。今年の新歓講演会には「二年後の福島――母親と医師が語る現実と希望」と題して、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子さんと、福島共同診療所の医師である布施幸彦さんをお呼びしました。
 佐藤さんからは、フクシマの現状と3・11以来の2年間の経験が生々しく語られ、布施さんからは、山下俊一をはじめとした御用学者の支配下にある福島の医療体制との闘いとして、福島共同診療所をつくったという意義が語られました。 

 マスコミなどでは語られることのない事実を聞いて、参加した新入生は話に引き込まれ、質疑応答の際には質問や意見が次々と出されました。印象的だったことは、講演会の中で佐藤さんが「国策と闘えば色々な形で『弾圧』のようなものがある。闘うには覚悟が必要だ」と、今回の法大での弾圧に引き付けながら反原発の闘いについて語ってくださったことです。新入生からも「御二人が決意を持って行動されていることに感動しました」という感想が出されました。
 この日は、朝7時から、自治会室への2時間におよぶ不当家宅捜索が行われ、さらなる新歓破壊攻撃がかけられましたが、書記局の仲間をはじめ多くの学生が抗議行動に駆け付けて闘いました。そうした中で、前日の法大の状況には及ばないものの、多くの学生が注目し、数十人の人だかりができ、声をからしながら訴える仲間にのど飴をくれる女子学生も現れました。さらに昼休みは、福島大の仲間も駆け付けてくれる中で、初めてキャンパスでマイクを握る仲間の決起があるなど、緊急の抗議集会のような状況になりました。
 こうした一連の闘いの中で、書記局に入ることを決断する新入生が生まれています。弾圧への怒りで仲間が拡大し、「見せしめ」という弾圧の核心が打ち破られています。東北大の仲間は、さらに新入生との団結を固め、自治会の強化・発展を勝ち取り、青野委員長を釈放させる決意を固めています! 獄中の2人と心を一つにして闘いましょう!(東北大・I) 

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