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7・14全国水平同盟結成へ!広島で5・23狭山集会を開催

20130528a-1.jpg 石川一雄さんの不当逮捕から50ヶ年のこの日、広島・福島町で狭山集会を開催しました。石川さんの怒りを共にし、新自由主義と闘う部落解放闘争の新たな全国組織「全国水平同盟」結成へ向かって全員が決意を固めました。集会には、74年9月の狭山闘争から階級的な労働運動に目覚めて闘い始めた郵政解放研の仲間から、広島連帯ユニオン青年部の若い仲間まで、幅広い世代の仲間が結集しました。
 冒頭、狭山事件から半世紀の特集番組のビデオを見て、あらためて、狭山事件が階級分断の攻撃であり、全証拠開示の闘いが決定的であることを確認しました。司会の広島解放共闘の富村寛久議長が石川一雄さんの「50年目の決意」を読み上げ、狭山再審勝利を誓いました。さらに西郡支部と東日本共闘会議からのメッセージ紹介後、「7・14全国水平同盟結成の呼びかけ」が読みあげられました。 

20130528a-2.jpg 部落解放広島共闘会議事務局から「八尾・西郡1000名建設を軸に、新自由主義と対決する部落解放の新たな全国組織をつくりだそう」と題する基調報告を受けました。最末期の資本主義-新自由主義の民営化・外注化、非正規化の攻撃との闘いこそ部落解放闘争の正面課題であり、職場と地域、産別に闘う労働者の団結、労働組合をよみがえらせる階級的労働運動と一体であることが鮮明に提起されました。血債主義との最後的決着をつけ、労働者階級自己解放のプロレタリア革命の決定的な一環をなすものとして部落解放闘争が据えられました。そして動労千葉・動労総連合を先頭に、反合理化・運転保安闘争路線を全職場で貫くことこそ、外注化阻止・非正規化攻撃を打ち破り、資本の支配をくつがえしていく核心的闘いであり、6・9国鉄全国集会への大結集こそ、部落解放闘争の新たな地平を切り開き、新組織結成の圧倒的展望を切り開くものであることが明らかになりました。
 この決意は、基調報告に続いて発言した全ての仲間の発言に溢れていました。広島星野文昭さんを救う会の仲間は、「全証拠開示運動で狭山闘争と星野奪還闘争の一体的勝利を」と訴え、広島東郵便局部落解放研究会の仲間は「石川さんの無念を絶対に晴らしたい。大合理化との闘いと狭山闘争は一体だった。絶対に勝利しよう」と決意表明。広島連帯ユニオンの青年は、「狭山事件から50年。怒りは燃え続ける、消すことはできない。団結こそが勝利の道。ここ福島町にもユニオンの旗をうち立てたい」と宣言しました。動労西日本の大江照己委員長からは強制出向を粉砕した青年の闘いの報告があり、非転向を貫き出獄した連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志支部委員長は「石川さん、星野同志、爆取でっち上げと闘う同志と思いを一つにして勝利した。これからも資本・権力と闘い抜く」と述べました。
 広島労組交流センターの植野定雄事務局長がまとめとして6・9への総結集を訴え、「団結がんばろう」で集会を締めました。(部落解放広島共闘会議事務局・D) 

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