爆取でっち上げ弾圧裁判 東京高裁山崎裁判長が控訴棄却の不当判決
「不当判決を弾劾するぞ!」「控訴棄却を許さないぞ!」「東京高裁山崎裁判長を弾劾するぞ!」
東京高裁前に怒りのシュプレヒコールが響きわたった。傍聴には家族、迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会を先頭に90人を超える労働者、市民が集まったが、傍聴券は32枚。裁判所前で結果を待っていた人びとが怒りの拳を突き上げた。この暴挙が許せるか!怒りに身体が震える。
迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判差し戻し控訴審判決公判が6月27日午後1時30分、429号法廷で開かれた。冒頭、東京高裁第6刑事部山崎学裁判長が「控訴棄却」の主文を言い放った。すかさず十亀弘史同志が「こんなの判決じゃない!」と鋭く弾劾し、法廷は怒りに包まれた。しかし、3同志を収監することはできなかった。「われわれ3人がここにいることが大きな勝利だ」(十亀同志)と確認し、判決報告集会を持った。
怒りに燃えた被告団の発言がすべてを語っている。板垣宏同志が「判決は3人がいつ、どこでどのように関与したのか明らかになっていないのは『紛れもない事実』だと言いながら、中核派に所属しているから、すべては推認できると控訴を棄却した。一審以上の反動判決だ」。
十亀同志は「重い激しい怒りを感じている。しかし、なすべきことをすべてやりきったことに悔いはない。しかし、やられたらやりかえす!」と断言。
最後に須賀武敏同志が「こうなったら松川の道だ!最高裁で覆して無罪を取る!」と完全無罪まで闘う戦闘宣言を発した。
被告・弁護団はただちに最高裁に上告。5人の弁護団も次々に山崎判決を批判し、被告団とともに最高裁で闘いぬく決意を明らかにした。
3同志は、福嶋昌男同志ともども無実だ。この反動判決への怒りをバネに、国鉄、反原発、三里塚、星野の闘いをやりぬこう。
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