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「やめて再稼働! なくせ泊原発! 7・13岩内行動」に参加しました

20130715b-1.jpg 晴れわたった夏空の下、「やめて再稼働! なくせ泊原発! 7・13岩内行動」が、泊原発を間近に望む岩内町旧フェリー埠頭緑地で開かれました。道内外から250人の人々が参加し、集会後、岩内町内をデモして泊原発の再稼働反対を訴えました。みぞれ混じりだった昨年の行動の時は、沿道の住民は固く戸を閉ざして閉じこもり、まるでゴーストタウンのような印象を受けました。ところが、今回は沿道の住民の方々が道端に出てきてデモ隊に深々と頭を下げたり、高校生や中学生が手を振ってデモに呼応するなど確実に大きな変化があり、感銘を受けました。 

 北海道電力は、電気料金の値上げやピーク時の電力不足で道民を脅して、泊原発の再稼働を狙っています。しかし、事故があったら札幌市まで被害や避難の影響が及ぶのが確実なのに周辺自治体の範囲の見直しさえせず、事故対策でも岩礁があるとして防潮堤の高さを下げるなど、再稼働ありきの傲慢な態度に終始しています。
 集会では岩内町の住民の方が、紙芝居で泊原発のことを説明してくれましたので、大いに勉強になりました。例えば、集会場の「フェリー埠頭」というのは、原発の燃料の荷揚げのためにつくられたのですが、北電は反対運動を警戒して共和町にも船着き場をつくったために、今はフェリーの来ない魚釣り場でしかない産業遺産と化しています。「岩内町民は騙されたのです」とその方は強調されていました。自治体や住民を分断して建設を強行してきた北電への怒りが、<3・11>事故を機に、岩内の住民にも確実に広がっているのです。
 この行動には、泊原発周辺市町村の人民を先頭に、大間原発建設や六ヶ所村の核燃サイクルに反対する青森や函館の住民、再稼働阻止の先頭で闘う経産省前テント村の仲間、幌延核廃棄物処理場建設に反対する旭川の住民の方などが参加しました。NAZENさっぽろの仲間は、胆振で反原発を闘う住民や、国鉄闘争の継続を支持するタクシー労働者などとともにこの行動に合流し、闘いました。泊原発の再稼働を阻止し、泊原発を文字通り「止まり原発」とすべく、全国の仲間と連帯して闘います。(札幌J・S)
 

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