1. HOME
  2. ブログ
  3. 12・21反原発金曜行動、安倍・自民党に猛烈な怒り

12・21反原発金曜行動、安倍・自民党に猛烈な怒り

s20121222a-1.jpg 総選挙後、初の首相官邸・国会前行動が12月21日行われた。原発推進と戦争・改憲を叫ぶ自民党への怒りで、抗議の人の波は選挙前を完全に上回った。労働者人民は自民党の「勝利」などに挫けてはいない。発言では「自民党が勝ってもあきらめるわけにはいかない」「全部の原発をなくすまで闘いぬく」という声が次々と続いた。自民党の「選挙勝利」は逆に、日本の労働者人民の中にある原発に対する底知れぬ怒りと不屈の戦闘性を証明した。自治体の青年労働者など、NAZENの仲間も駆けつけて闘った。斎藤郁真委員長・坂野陽平書記長を先頭に、全学連の学生も「原発なくせ!」と声を張り上げた。 

s20121222a-2.jpg 首相官邸前では、デモや抗議行動は初参加という、神戸から来た19歳の女性が「今日は選挙の結果にがっかりして自分で行動しようと思って東京まで来ました」と発言に立った。彼女はさらに「このままでは国民は搾取される人であり、自由のない人です。『愛国心』だとかも叫ばれている」と怒りの思いを語り、官邸前は「いいぞ!」「頑張ろう!」の歓声と大きな拍手に包まれた。
 国会前でも、多くの人が思いを語った。埼玉県から来た男性は「私は今猛烈に怒っています。原発政策の最大の責任者である自民党が政権に復帰してしまった。奴らは一度も謝罪したこともない。反省したこともない」と声を張り上げた。「原発反対!」「再稼働反対!」「子どもを守れ!」「フクシマ返せ!」のコールが何度も何度も繰り返された。全参加者の自民党や民主党に対する憤激の声がひとつになり、国会前の冬空にとどろいた。
 若い女性は「ここの抗議はすごく大事です。ここで皆さんに会えて、勇気や力をもらって、ここで充電して、また抗議の声をあげていこうという気持ちになりました。今日ここに集まった方たちは選挙の結果をみて、やっぱり『頑張らなくちゃ』と思って来ている方たちだと思うので、また声を上げて一緒やっていきましょう」と決意を語った。「そうだ!」の声があがった。
s20121222a-3.jpg たんぽぽ舎の男性は「自民党の票を見ると、3年前の比例票は1800万ちょっと、今回は1600万ちょっと。220万くらい比例票は減っている」と、今回選挙が労働者人民の自民党への不信と批判を示していることを喝破した。続けて大飯原発に抗議に行ったことを報告し、「福井で頑張っている尼さんに、『選挙の結果がどうなろうと東京の官邸行動は頑張って欲しい。東京の活動が一番励みになる』と言われた。この官邸・国会前の行動が全国で頑張っている人たちの明かり・灯台となっている」と熱く呼びかけた。
 ふくしま集団疎開裁判の会の抗議・宣伝行動も文科省前・財務省前で行われた。
 電話インタビューで登場した山本太郎さんは、「選挙の結果は残念だったがあきらめるわけにはいかない。この悔しさをパワーに変えていきましょう。わくわくしています」と高ぶる気持ちを表現した。疎開裁判の会の女性は「集団疎開裁判の1月21日の仙台高裁の裁判に絶対に勝たなくてはならない」と心から訴えた。
 首相官邸・国会前の行動はいよいよ重要になってきている。今年最後の行動は12月28日だ。青年労働者、学生、そしてすべての人が集まろう! 官邸・国会前に大結集し、自民党・安倍に先制的に打撃を与えよう! 安倍や自民党をぶっ飛ばそう!(H) 

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択