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経産省前テント守ろう 再稼働阻止・廃炉を 人間の鎖で経産省包囲

20130920b-1.jpg 9月11日、東京・霞が関の経産省前で「オリンピックよりも被災者の支援を/原発再稼働よりも福島第一原発の終息を」を掲げて、経産省抗議集会とヒューマンチェーンが行われた。
 11年9月11日に経産省前テントが建てられてちょうど2年。大飯原発3・4号機の停止と再びの「稼働原発ゼロ」が迫り、安倍政権が再稼働へ動き始める中で、あらためて再稼働阻止と全原発廃炉の実現を誓う行動だった。 

 午後3時。経産省前で抗議の座り込みとスピーチが始まった。再稼働が狙われる北海道・泊、愛媛県・伊方、鹿児島県・川内、福井県の若狭湾で反対運動を続ける住民が「再稼働を絶対に許さない」と力強く訴えた。
 福島からは、双葉町から東京に避難している亀屋幸子さん、郡山市の黒田節子さん、福島市の椎名千恵子さんらが発言。亀屋さんは「汚染水は完全にブロックされている」と公言した安倍首相を強く弾劾し、「私たち避難者は今もなおこんなに苦しんでいるのに、オリンピックの話を聞くと悔しくて涙がとまりません」と訴えた。黒田さんは「=2k=44=wa=人の子どもたちの甲状腺がんとその恐れと発表された。あきらめるわけにはいきません。福島には今も子どもたちが生活し、赤ちゃんが生まれています。未来のために一緒に力を合わせましょう」と呼びかけた。
 椎名さんは「11年10月27日、原発いらない福島の女たちがここで座り込みを行い、12月1日には『とつきとおかのテント行動』を始めました。多くの方々とともに闘い続けてきた結果、今もテントが堂々と立っています。分断を許さず、もっと強固につながってまいりましょう」と訴えた。
 続いて、そろいの黒装束の女性たちを先頭に「かんしょ踊り」を輪になって踊った。
 手づくりの料理をほおばりひと休みした後、6時から再度、経産省前で抗議集会を行った。7時半からは経産省を包囲するヒューマンチェーン。経産省に沿った歩道で数百人が手をつなぎ、8時過ぎに「チェーンがつながりました」とアナウンスされると大きな歓声が上がり、「この力をもっと大きく広げ、再稼働を阻もう」と誓った。 (S)

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