JR川崎駅でJR事故弾劾の街頭宣伝
3月9日、神奈川労組交流センターは、JR川崎駅前で熱く街頭宣伝を行いました。
2月23日の京浜東北線回送電車と工事車両の衝突、脱線・転覆事故は、JR東日本が強引に進めてきた外注化が最大の要因であることは明白です。JR北海道だけの問題ではありません。事故を繰り返さないためには、動労千葉の闘いが示してきたとおり、JRの職場から、また全社会的に新自由主義と対決する労働組合を甦らせることです。
この日の街頭宣伝は、横浜や川崎の仲間が参加しました。「解雇撤回・JR復帰を求める」10万筆署名が42筆、「前進」宣伝紙は6部でした。事故を弾劾し、3・16春闘行動(代々木公園ケヤキ並木)を訴えるビラを300枚配布しました。3・11反原発福島行動へのカンパも寄せられました。
今回の事故について誰もが「大変なことが起こっている」「どうなっているんだ」と思っています。しかしマスコミは本当のことを言っていません。そうしなかでの街頭宣伝で労働者の反応は大きく、次々署名が集まっていきました。「連合はだめだ。動労千葉のホームページは見ている。今回の事故は必然的だ」(青年労働者)、「動労千葉中野洋顧問は知っている」(年配の労働者)、兄が国鉄労働者だったという年配の男性は「分割・民営化が問題なんだ。JRは儲けることしか考えていない。安全がないがしろにされている。必ず事故は起こると思っていた」と怒り、横須賀から来たという家族連れが全員で署名するなど、大きな反響がありました。
私たちはこの3年間「外注化阻止ニュース」をJR検修職場や営業職場に粘り強く配布し続けてきました。職場では外注化が何をもたらすのか、偽装請負と団結破壊だということが明らかになってきています。労組を問わず不安と怒りが広がっています。
動労千葉が10年をこえて外注化攻撃を絶対反対で闘い阻止し、勝利してきたことが決定的です。県内においてもあらゆる職場で、体制内労組執行部と資本と一体となった解雇攻撃との激突になっています。「解雇撤回・JR復帰」の国鉄闘争と、職場での攻防が完全にひとつであることを闘いのなかでつかんできました。
外注化阻止・非正規職撤廃は、6000万全労働者の、時代の声です。県内では、とめよう戦争への道!百万人署名運動や無実の星野さんの再審を勝ち取る署名活動が定期的に粘り強く街頭で行われています。街頭で何回も会い署名をしていく労働者もいます。いま怒りがつながりひとつになろうとしています。
2014年の国鉄決戦の本格的全面的発展のために、JR川崎駅事故弾劾の闘いを何よりも職場から作り出していく決意です。これとひとつになって、今回の街宣行動を転換点にして連続的な街宣行動を展開し、「解雇撤回・JR復帰」署名の10万筆を必ず職場・街頭から実現するために全国の先頭で闘います。3・16春闘大行動を闘おう。(神奈川H・K)
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