国際婦人デー関西集会が大成功 婦民、女性部の建設を
3月8日、「戦争を革命へ!労働者民衆に力あり」国際婦人デー関西集会が、エルおおさかで100人を超える参加によって、大成功をかちとりました。
まず革命寸前まで上りめた戦後革命期の闘いのDVDを上映。いま生きる労働者と同じ躍動感を感じ、白衣の看護師のデモなど女性労働者も一翼を担って闘っている姿が目に焼き付きました。
婦民京滋支部と北大阪労組交流センターの司会で開始し、椎名千恵子さん、動労千葉などのメッセージの紹介の後、婦民全国協関西ブロック代表の山本美知子さんが基調報告を行いました。
山本さんは、「あらためて女性解放闘争とは何か、なぜ必要なのか」と問いかけ、「国鉄分割・民営化と一体でかけられた男女雇用機会均等法から30年」の攻防を振り返り、「動労千葉を支援してきたから攻撃の本質を見抜けた」と総括。1917年のロシア革命の教訓を踏まえて、「地域の団結の力で婦民、女性部の組織建設・拡大を」と訴えました。戦争と革命の時代に体制内勢力によって絶望が組織されている中、私たちこそが圧倒的多数の女性を革命に組織しようという意欲がわく基調報告でした。
続いて、全国水平同盟委員長代行の久原正子さんと、同西郡支部の住宅闘争を闘う島瀬とよ子さん(89歳)が特別報告に立ちました。住宅からの追い出し、八尾北医療センターつぶしの激しい攻撃を、十数年にわたって絶対反対の団結を守りはね返してきたという報告は圧巻でした。
婦民神戸支部の福島ツアー報告を交えたカンパアピールの後、フリートークに入り、報告や決意表明が続きました。
婦民京滋支部は動労西日本スト支援の報告。大阪市教組の青年は臨時主事雇い止め粉砕への決意。北摂労組交流センターは高槻医療福祉労組春闘討論集会を報告。関西合同労組泉州支部は職場全員が決起して配転・賃下げ・解雇を粉砕していると報告。奈良市従女性部の労働者は民営化絶対反対で闘うと決意。関西労組交流センターの深町加代子代表は戦争と民営化に労働者をストライキに組織しようと訴え。橋下打倒闘争に決起した大阪市職の保育労働者は民営化絶対反対の闘いを職場からつくりあげると決意。婦民大阪北支部は教組女性部による福島ツアー報告会の成功を報告。婦民八尾支部は八尾北でも福島からの避難者のエコー検査を開始すると報告。東大阪の教員は臨時主事の解雇を阻止すると決意。全学連は韓国民主労総ゼネストと連帯し安倍打倒に決起すると決意を表明しました。
どの発言も、基調報告で提起された「関西では橋下打倒闘争で大きな地平を切り開いた。たった一人でも絶対反対で立ち上がり、一時的には孤立無援になったように見えても、明日は必ず団結することを確信して闘えば必ず勝てる!ということをつかんだ」という豊かな教訓に満ちていました。集会で深めた確信をバネに、戦争も民営化も絶対反対、団結の拡大で圧倒的多数の女性たちを組織し、組織し、組織しよう!(S)
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