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国際婦人デー東京行動  闘う労組をつくろう 意気高く阿佐ヶ谷デモ

20150313d-1.JPG 3月7日、東京・杉並で2015年3・8国際婦人デー行動が開催されました。「生き抜くためにたちあがろう!戦争絶対阻止!安倍をやっつける!女たちの集会&デモ」と題して労組交流センター女性部や婦民全国協はじめ青年・学生など、140人が結集し大成功おさめました。
 杉並産業商工会館での集会に先立つ阿佐ケ谷駅から杉並区役所へのデモは、国家権力の100人を超える監視・弾圧態勢を打ち破り、沿道の圧倒的な注目を集めて意気高くうち抜かれました。

 集会の司会は婦民全国協埼玉支部の大谷京子さん、基調報告は東京労組交流センター女性部で「動労千葉を支援する中野の会」の樫村美恵子さんが行いました。
 樫村さんは、1917年ロシア革命の口火を切った国際婦人デー闘争の歴史を踏まえ、「日本が中東侵略に参戦した今こそ、職場で闘う労働組合をつくることが世界の労働者人民とつながり戦争を阻止する力になる」と自らの実践を踏まえて提起しました。「安倍の福島圧殺攻撃をうち破り、4年目の3・11福島―郡山に結集を。国際連帯で闘おう」と訴えました。
 続いて、ともに闘う仲間が発言しました。
 三里塚芝山連合空港反対同盟婦人行動隊の宮本麻子さんは、市東孝雄さんの農地裁判控訴審での結審の暴挙を弾劾し、「3・29成田へ」と全国集会への結集を呼びかけました。全国水平同盟杉並支部長の田中れい子さんは、星野文昭さんの再審闘争と一体で全証拠開示の実現へと闘う狭山闘争、そしてと水平同盟高槻支部の闘いの前進を報告しました。婦民全国協関東ブロック代表の高木美佐子さんは自身の戦争と長崎での被爆体験に基づき、「戦争を革命へ!」の時代の婦民の存在意義を明らかにしました。NAZEN事務局長の織田陽介さんは安倍の戦争・福島圧殺との対決を、全学連の斎藤郁真委員長は3月闘争から5〜6月安保国会への決起を訴えました。
 メッセージは動労千葉と同家族会、長崎の城臺美彌子さん、3・11福島行動実行委の椎名千恵子さんから。どれも隣に仲間がいるような固い絆(きずな)が感じられました。
 さらに、神奈川労組交流センターの自治体労働者(橫浜)は三浦半島教組の役員選挙での闘う仲間の大躍進と動労神奈川の結成を高らかに報告しました。中野区職労の北島一恵さんは子ども・子育て新制度を始め民営化攻撃との闘いを、医療現場の労働者は資本のあくどい攻撃と真っ向から対決することで組合に仲間が入ったと報告しました。産休明けで職場復帰し組合で元気に闘っているという青年労働者は、子どもを産んで絶対に戦争へ行かせたくない気持ちが一層強まったと語り、大きな拍手を浴びました。
 今後の闘いとして、東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦さんが4月統一地方選に立つ決意を表明しました。さらに動労水戸家族会の辻川あつ子さんが、動労水戸の青年たちの闘いを紹介しながら3・15動労水戸支援共闘結成集会への結集を呼びかけました。
 最後に青年労働者のリードで、星野暁子さんとともに歩み星野文昭さんを取り戻す思いを込めて「ソリダリティ」を、世界の労働者人民との連帯を込めインターナショナルを歌いました。(T)

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