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「復帰43年」、青年先頭に沖縄集会

20150519b-1.JPG 「オール沖縄をうちやぶる階級的労働運動の力で沖縄全島ゼネストへ! 青年労働者と学生の力で新しい労働者の党をつくろう!」を掲げ、『復帰』43年5・16集会が沖縄県青年会館(那覇市)で開かれた。沖縄と全国から260人の労働者・学生が結集し、大高揚した。

 「沖縄戦から70年、1972年の『復帰』から43年。いま沖縄は、燃え盛る『憤怒(ふんぬ)』の島だ」(「5・15宣言」)。日帝・安倍政権の戦争法案閣議決定と辺野古新基地建設に対する怒りの先頭に立ち、韓国・民主労総のゼネストと連帯して沖縄全島ゼネストへ。集会は、時代が求めるゼネスト指導部建設という歴史的な飛躍に真っ向から応えるものとして大成功した。
20150519b-2.JPG 参加者は、「オール沖縄」を打ち破り新自由主義=民営化・外注化、非正規職化と闘う労働組合をよみがえらせること、動労千葉・動労水戸―動労総連合とともに外注化阻止・非正規職撤廃に立ち上がること、青年労働者と学生が全島ゼネストを最先頭で牽引して闘うことを共同の決意とした。
集会の全発言の中に、とりわけ日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)の富田晋委員長が提起した基調報告が闘いの路線と展望を打ち出した。

■労組拠点建設に向けて闘う
 富田さんは、次のように提起した。
 「オール沖縄」の基本路線である「構造的沖縄差別」論は労働者・労働組合の存在を否定するものであり、新自由主義攻撃との闘いがまったくない。最大の問題は戦後労働運動史上最大の攻撃である国鉄分割・民営化の攻撃に対する総括だ。「新自由主義と闘う沖縄闘争」の路線が決定的であった。沖縄の戦後史を「徹頭徹尾、労働者と資本家との死闘であり、労働者の国境をこえた団結を求めた闘い」ととらえた。このことを職場での闘いとして実践する闘いに入った。「IJBS労組は真っ向から『非正規職撤廃・外注化反対・解雇撤回を闘い、その団結の拡大はゼネスト指導部たる青年労働者が次々と生み出される事態を作り出した」「あらゆる方面からの闘いの拡大は沖縄の労働運動を塗り替え始めている。これは沖縄闘争の新たな夜明けだ」。
 時代は「恐慌の中の恐慌」、世界核戦争の危機に突入した。「この戦禍(せんか)を終わらせ、未来を切り開くことができるのは唯一、労働者のゼネストによる社会変革=革命だ」「2015年の沖縄闘争は間違いなく、闘う労働運動を復権し、ゼネストを準備する第一年となる」。
 辺野古への新基地建設攻撃と米軍再編の狙いは、基地労働者の解雇、全駐労(全駐留軍労働組合)の解体であり、「沖縄の労働者階級の闘い、労働運動・労働組合運動をめぐる闘い」だ。
 「『振興策』が新自由主義の崩壊において同時に崩壊を開始している」「沖縄では次々に職場の閉鎖攻撃が吹き荒れている。残されたのは何の補償もなく路頭に放り出された自分と親族などの関係でギリギリの生活を送る家族だ。その上にオスプレイが飛来し、戦火だけが降りかかる」「この心底からの怒りが沖縄中を充満している」「『振興策』などという労働者の分断政策を自ら打ち破って立ち上がる時が来た!」
 全島ゼネスト実現に向かっていかに闘うか。富田さんは以下の方針を提起した。一つに動労総連合の旗を全国に打ち立て、IJBS闘争を先頭に拠点建設に勝利すること。二つに71年沖縄全島ゼネストの精神を継承し、ゼネスト指導部を建設すること、その水路として被曝労働拒否を闘う動労水戸支援共闘会議、全国農民会議をIJBS支援共闘会議と一体で拡大することだ。
 最後に、「階級的労働運動の発展の中で、ゼネストを指導する新たな労働者の党を建設しよう」と呼びかけた。

■6・7国鉄集会大結集の訴え
20150519b-3.JPG 集会の司会をIJBS労組書記長の仲宗根光洋さんと郵政労働者の松本未土さんが務めた。主催者あいさつに立った国鉄闘争全国運動・沖縄の崎浜秀俊さんが「現在の辺野古新基地建設の問題は、沖縄に対する第2の屈辱だ」と安倍政権を痛烈に弾劾した。
 連帯あいさつを、とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局の川添順一さん、星野さんを取り戻そう!全国再審連絡会議の戸村裕実共同代表、福島から渡辺馨さん(NTT労働者)が行った。戸村さんは、71年全島ゼネストと連帯して渋谷暴動闘争を最先頭で闘い、今獄中40年を闘う星野文昭さんからの集会へのメッセージを読み上げた。
 三里塚芝山連合空港反対同盟員の萩原富夫さんがアピールを行った。萩原さんは、「『オール沖縄』を打ち破り労働運動を再生する闘いと連帯して実力闘争で農地を守り抜く」と述べ、市東さんの農地取り上げ阻止の3万人署名への取り組みを訴えた。
 動労千葉青年部長の北嶋琢磨さんがあいさつに立った。北嶋さんは、6・7国鉄闘争全国集会への大結集を訴えた。北嶋さんは、山手線電化柱倒壊事故に関し「死傷者が出なかったのは安全の神様のおかげ」とJR東日本・冨田社長が発言したことを、「運転士を完全に愚弄(ぐろう)するものであり絶対に許せない」と怒りを込めて弾劾した。勝利する道は6・7国鉄闘争全国集会への大結集と動労総連合の建設だと熱く訴えた。
 沖縄現地で闘う労働者・学生が決意を表した。「沖縄大学の学生は大学当局による分断、弾圧を打ち破り、新基地建設反対のメッセージを自治会に寄せている。闘う自治会執行部を打ち立てる」(沖縄大学学生自治会・赤嶺知晃委員長)。「基地をなくすことができるのは基地労働者。原発労働者と基地労働者が職場から闘いを起こすことが国際連帯です」(動労千葉を支援する基地労働者の会・水島満久さん)。「基地の島、貧困の島、非正規職の島の現実を根本からひっくり返す闘いが求められている」(動労千葉を支援する会・沖縄中部の会)。「沖縄の職場を廃止するNTTの大合理化攻撃と闘う。職場の怒りと結びついて闘う労働組合をつくり出す。これこそがゼネスト、革命の準備だ」(動労千葉を支援する会・電通沖縄)。
 最後に「復帰」43年5・15宣言を司会の松本さんが読み上げ、満場の拍手で採択した。北中城村議会議員の宮城盛光さんの音頭で団結ガンバロー三唱を行い、集会を締めくくった。(W)

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