広大生先頭にオスプレイ試験飛行弾劾の岩国緊急行動に決起!
9月21日、米軍岩国基地(山口県岩国市)に陸揚げされたオスプレイの試験飛行に抗議する緊急行動が岩国の市民団体から呼びかけられ、沖合に移転された広大な岩国基地に隣接する堤防沿いに、約60人が集まりました。広大の全学連は、沖縄と岩国の怒りと一体で、広島と岡山のとめよう戦争への道!百万人署名運動、労組交流センター、動労西日本、婦人民主クラブ全国協の仲間らと共に、最先頭で抗議の声をあげてきました!
午前9時20分、1機目のオスプレイが突如として空中に浮かびあがった。「オスプレイを飛ばすな!」「試験飛行反対!」「岩国にオスプレイはいらない!」「沖縄にもどこにもオスプレイはいらない!」と抗議の声が何度もとどろく。
しばらくホバリング(空中停止)を続けたオスプレイは、やがてプロペラを傾けて離陸し、自分の目の前をごう然と飛んでいく。10万人の沖縄県民大会で叫ばれた怒りの声、岩国と全国の抗議を無視して! 尽きない怒りがこみ上げてくる。さらに9時50分に2機目のオスプレイが。叫ばずにはいられない。怒りのシュプレヒコールは1時間以上続いた。
「福島原発事故収束宣言」をデッチあげて原発再稼動を強行した野田が、今度はデタラメな「調査結果」と「安全宣言」でオスプレイの飛行を強行した。何が「機体には問題ない」か! わずかな「ミス」で墜落し、取り返しのつかない大事故を引き起こす、これで「機体に問題なし」だと?! 本当にふざけるなだ。労働者人民の命を何と思っているのだ! 「命よりも原発」「命より基地・安保」。その原発と基地・安保=戦争によって「守られる」のは、一握りの資本家の利益だ。
福島の人々から故郷を奪い、生活を奪い、そして命を奪いながら「領土を守れ」と絶叫し、排外主義と戦争をあおり立てる野田、石原、安倍、石破、橋下らの大ペテン! 新自由主義の破たんと大恐慌の果てしない激化、そして中東支配崩壊の中で、「アジア太平洋最優先」の新軍事戦略=対中国・対北朝鮮の侵略戦争に突き進む米帝。この米帝と一体化することによって延命を図る脱落日帝。この米日帝国主義と日本労働者階級、そして中国・朝鮮・アジアの労働者階級人民の生存は、もはや絶対に相いれない。
9月28日から始まると言われている普天間配備を許すな! 沖縄の怒りを先頭とする労働者階級の団結と国際連帯の力で、オスプレイ配備を阻止することは絶対に可能だ。原発もオスプレイも即座に廃棄あるのみだ。岩国ではさらなる闘いが呼びかけられている。階級的労働運動の再生と闘う学生自治会の再建をかちとり、その力でオスプレイ配備阻止・米軍基地撤去・安保粉砕をかちとろう! (広島大学・U)
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