オキナワ―ヒロシマ連帯! 6・23広島で集会とデモ
6月23日午後6時30分から、広島市内中心部の繁華街にある若者が集まる広場・アリスガーデンで、「オキナワ―ヒロシマの連帯で侵略と核戦争の基地・安保をなくせ!」広島集会と、アーケード街を貫き原爆ドーム前までのデモ行進を開催した。全国一斉の連帯行動として、55人の闘う仲間が結集した。学校や仕事帰りの学生や労働者が広場に集まり、腰掛けて談笑している中で、圧倒的な注目を浴びて集会は開始された。
主催の8・6ヒロシマ大行動実行委員会からの開会あいさつを受けて、呼びかけ人で反戦被爆者の会の下田礼子さんが「菅首相は沖縄の怒りを何と考えているのか! 絶対許せない」と怒りのアピール。
次いで基調提起に立った広島大学の学生が、「沖縄戦から戦後65年間の沖縄支配を経て、今こそ日米安保体制を打ち破るときが来た」「動労千葉が呼びかけてスタートした新しい全国運動を推進しよう! この全国運動の力で菅民主党・連合政権打倒! 国際連帯の闘いをおし広げよう。その中で8・6ヒロシマの歴史的な大結集を実現しよう!」と提起した。熱烈な訴えに、周りで聞いていた人たちを含めて拍手が起こった。さらに、菅首相の来沖を弾劾する沖縄労組交流センターからのメッセージが紹介されると、熱い連帯の声が会場から上がった。
広島連帯ユニオンの仲間が、22日のマツダの非正規労働者(期間工)による工場内の車暴走事件について、「一切の犠牲を労働者に強いて生き残りを図る自動車資本と、それと結託している連合・自動車総連を打ち破り、闘う労働組合をよみがえらせて、団結して生き抜こう!」と怒りの特別アピールを発し、ビラを配布した。広場では多くの若者たちがグループで真剣に集会と発言に聞き入り、「そうだ!」 の賛同の声が何度も上げられ、討論が起こった。その後、集会では、全国被爆者青年同盟、広島星野文昭さんを救う会、とめよう戦争への道!百万人署名運動広島県連絡会、動労西日本などから国鉄全国大運動と沖縄闘争を一体で闘う決意が表明された。
圧倒的に高揚した集会の終了後、直ちに「沖縄基地撤去! 日米安保はいらない」「田母神は来るな! 8・6ヒロシマ大行動に集まろう」とコールをくり返して、原爆ドーム下まで意気揚々とデモ行進を行った。途中の沿道での注目は圧倒的で、多くのビラも撒かれ大勝利した。
6・23から8・6ヒロシマへ! 直ちに広島の闘う仲間は被爆65周年のヒロシマ大行動の組織化を本格的に開始した。全国から青年・学生を先頭に8・6へ大結集しよう!(広島・TO)
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