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石川さんと連帯し全関西狭山集会 同じ土俵で闘う 西郡8家族、国賠闘争へ

20150529b-1.jpg 全関西狭山集会は、大阪・八尾市西郡第3集会所に、全関西から水平同盟、関西労組交流センターの労働者100人が結集してかちとられた。
 奈良市の自治体労働者、全学連の連帯のあいさつに続き、石川一雄さんのアピールが読み上げられた。石川さんの「現在の裁判所は、真相を究明し、積極的に無辜の救済をしようとする姿勢を感じ取れない」「第三次再審こそ絶対に無罪を勝ち取らねばなりませんし、今こそチャンス」という訴えに、参加者はあらためて再審勝利へ決意を固めた。

 基調報告に立った水平同盟西郡支部の久原正子支部長は、狭山差別裁判が60年安保闘争を闘った労働者階級への分断攻撃であったことを暴き、「国鉄決戦を軸にゼネスト情勢を切り開く闘いと一体で狭山闘争に総決起していこう」「労働者階級が自らの手で帝国主義を打倒し、社会の主人公になる時代が来た。韓国・民主労総の闘いに続き、全国水平同盟はゼネスト情勢の先頭で闘おう」と呼びかけた。
 続いて、京都のユニオン自立の労働者が「植木団地のビラを見て京都A地区で決起が始まり、A地区のビラを見てB地区で決起が始まった」と、ビラで闘いが広がっていることを報告。「高槻に続いて、部落解放運動を労働組合の階級的団結で闘いぬく」と述べた。
 水平同盟高槻支部員・植木団地労組の組合員は、植木団地から追い出すために高槻市が提訴したことを怒りを込めて弾劾し、6・26植木団地裁判への結集を訴えた。沖縄行動に参加した青年は「沖縄の団結の力を植木団地につくり出して闘う」と決意を語った。
 さらに住宅追い出しに対する国賠闘争を闘う西郡8家族が登壇した。佃文弘青年部長は、昨年の都知事選に決起する中で「悩んで悩んで、差別をなくすために建てさせた住宅論から労働者が生きるために建てさせた住宅論、労働者全体にかけられた問題へととらえ方を転換できた。8家族は、石川さんと同じ国家権力との闘いの土俵で闘えていることを実感し、国賠闘争に打って出る」と決意を語った。89歳の島瀬とよ子さんは「裁判所、警察、八尾市が私たちの荷物を全部奪ったけれども、何の効果もありません。これからも前へ前へと頑張ります」と不屈の戦闘宣言を発した。
 続いて関西合同労組大阪東部支部、大阪星野文昭さんを取り戻す会、動労西日本、八尾北医療センター労組が決意を表明した。取り戻す会は「星野闘争と一体で全証拠開示をかちとろう」、八尾北労組は「八尾北医療センターで甲状腺エコー検査を開始した。6・20NAZEN八尾結成集会へ結集しよう」と呼びかけた。最後に西郡支部の森本政二書記長のまとめで集会を終了した。
 6・7国鉄集会に全力で決起し、ゼネスト情勢の先頭で闘おう。全国の地域・職場に水平同盟の旗を立て、7・19水平同盟第4回大会の成功をかちとろう。
(全国水平同盟西郡支部・U)

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