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民主労総ゼネストに連帯 各地で行動 福島・郡山 戦争への青年の怒りと結び

20150626e-1.JPG 6月21日、韓国・民主労総ゼネスト連帯行動を先週の郡山駅前での行動(6月13日)に続き、福島駅頭で行いました。ちょうど正午からJR福島駅では福島デスティネーションキャンペーンで蒸気機関車のD51(デゴイチ)が試運転をしていました。この復興キャンペーンに負けてなるものかと街頭宣伝を開始しました。リレートークを行いながら、日韓労働者の連帯とゼネストへの決起を訴え、戦争絶対反対の1000万人署名を行いました。

 福島県労組交流センターの丹治さんが口火を切り、小原さんは安保法制の問題点と集団的自衛権行使の違憲性について訴え、学生は青年・学生が怒りをもって行動に立ち上がっていると6・15闘争の国会前の行動を紹介しました。青年の山口さんはふくしま合同労組の闘いを紹介し、労働組20150626e-2.JPG合のストライキで安倍を倒そうと訴え、「アベ打倒!戦争絶対反対!」のコールを元気に行いました。
 道行く人たちはそれぞれのアピールに耳を傾け、しばらくその場で聞いてから署名を行うという人がたくさんいたことが特徴的でした。友達と話して一緒に署名に応じる高校生。戦争は絶対ダメと若い女性が署名によって来る。本当に安保法制=戦争法案に対する危機感と怒りはすごいものがあります。「署名で戦争が止められるのか」「どうやったら安倍の戦争政治を止められるのか」「今何とかしなければ大変」など、真剣な声がたくさん寄せられました。1時間半で、署名95筆、カンパが数千円。とくに青年・学生が自分たちの問題としてちゃんと反対の意思を示し、署名に応じていたのが印象的でした。
 韓国・民主労総のゼネストは日本のマスメディアはまったく報道しませんので、民主労総のゼネストの闘いを広く宣伝することも私たちの重要な役割です。私は6・7集会報告の『前進』速報版をまきましたが、なかなか受け取ってもらえません。そこで「韓国の労働者がゼネストに立ち上がっています。日韓連帯で闘いましょう」と声をかけながら手渡すと受け取りがよくなりました。
 1パーセントの資本家による「人の命より金儲け」という飽くなき資本の増殖運動の結果、戦争まで行き着き、その戦争にまた労働者・農民が動員される。しかし搾取されている労働者こそが資本の増殖運動を止め戦争を止めることが出来るし、資本の生産をストップさせる労働者のストライキがこれを可能とするのであり、労働者は自らの労働を取り戻すことができる。
 いま、本当に怒りが渦巻いています。安倍政権の集団的自衛権行使と戦争政治に対して青年・学生が怒っています。福島では復興キャンペーンと帰還の強制に対して命がけの怒りが巻き起こっています。福島の地に動労総連合の旗を打ち立て、闘う労働組合をよみがえらせ、安倍政権打倒!戦争絶対反対!へ、労働者の団結を武器に闘いましょう。(福島・渡辺馨)
 
 これに先立つ6月13日、韓国民主労総によるゼネラルストライキに連帯して、郡山駅前で「戦争絶対反対・安倍を倒そう」「韓国・民主労総ゼネスト連帯行動」を行いました。
 韓国でのセウォル号事故などに見られる安全無視の現実は、日本のJRにも顕著に現れています。福島では郡山駅南での新幹線の架線切断事故やJR郡山総合車両センターでの相次ぐ外注化での車両異常が相次いでいます。そしてその中で安倍政権は安保法制を国会でおしゃべりして、戦争を具体的に進めています。
 私たちは韓国民主労総とともに、国際連帯の力でこの資本主義の現実、民営化・外注化、そして戦争でしか先を作り出せない社会を変えようと訴えました。多くの高校生を始め若い人の反応は「戦争を止めよう」であり、安倍を倒そうという連帯行動になりました。
 また3・11でも楽器を演奏してくださった方が、韓国をはじめ全世界の楽曲を演奏して、国際連帯の豊かさを郡山駅前で作り出してくださいました。
 動労総連合建設に向かう中で、福島全体を熱くして国際連帯の力で安倍を倒していきましょう。

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