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7・14法大 〝国会前へ行こう〟キャンパスから反戦訴え

20150717b-1.jpg 7・15国会闘争の前日、法政大と首都圏の学生は7・14法政大デモに決起した。外濠門には10人近い弾圧職員と警備員、後ろの外濠公園には公安警察。完全に安倍の戦争国会と一体だ。
 昼休み、門前で最初に法大文化連盟委員長の武田雄飛丸君がアピール。「戦争法と処分は一体だ。〝戦争できる国〟の大学での実践として私への処分がある。先日の私の処分撤回裁判で東京地裁判決は『静ひつな教育環境を害した』と処分を正当化した。明日、戦争法案が強行採決されようとしている中で『静ひつな教育環境を守れ』と、学生が声を上げることを妨害している。これが戦争への道ではないのか! こういうあり方を変えるためにデモに出よう! 明日の国会デモで安倍を倒そう!」

 さらに、全学連の斎藤郁真委員長がデモの意義を熱弁。「なぜ大学でデモをやるのか。それは安保法案の核心が目の前の法政大学の現実にあり、この現実が戦争だからだ。目の前の現実を変えることが戦争反対の本当の意義だ。ストライキができる学生自治会をつくろう! 武田君への処分を撤回させよう! 授業をストライキでぶっ飛ばして国会に集まろう。明日は韓国の民主労総とギリシャの公務員労組が国境を越えてゼネストに立ち上がる。同じ日に安倍政権打倒の声が学生を中心に国会前で上がるという歴史を画する日になる。法大デモ、国会デモをともに打ち抜こう!」
 デモは、大学キャンパスから学生が立ち上がる反戦デモとして打ちぬかれた。灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつける中、法大を包囲するデモに元気よく出発。「ストライキで戦争止めよう!」「闘う自治会をよみがえらせよう!」「韓国のゼネストに続こう!」「ギリシャの労働者と連帯しよう!」。デモは沿道の労働者の大注目で、多くのビラが受け取られた。(首都圏学生・A)

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