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関西革共同集会 ゼネストで安倍倒す ”地区党建設し革命を”

20150730d-1.JPG 関西革共同集会が大阪市立中央会館で開かれ、180人が結集した。ゼネストで革命を切り開くための地区党建設の課題を鮮明にさせ、1千万人と結びつく労働者党への大飛躍が開始された。
 冒頭、2015年前半の闘いのDVDを上映し、2月に逝去した高秀雄同志、李東明同志への黙祷(もくとう)を行った。集会は、青年と学生の司会で始まった。

15年前半戦で拠点建設前進
 基調報告を「国鉄決戦と国際連帯で安保法制粉砕し、安倍政権打倒! ゼネスト―革命勝利へ」と題して夏美優一同志が行い、「7・15―16国会決戦で時代は決定的に転換した。中期階級決戦で革命に勝利する大展望を切り開いた。1千万労働者階級と結びつく本物の労働者党をつくり出そう。青年・学生の階級の指導部を形成しているのは革共同だけ。中期階級決戦を、1917年ロシア2月革命から10月革命に勝利した闘いとして、われとわが身でかちとろう」と訴えた。
 その上で、国鉄決戦が今日の階級関係を規定し民主労総との国際連帯をつくり出している巨大な地平を強調し、「社会の隅々まで組織する時が来た」と提起した。
 さらに、「恐慌の中の恐慌」に対して世界で労働者の決起が始まり革命情勢が急接近していることを明らかにし、15年後半の階級決戦への突入を宣言。「パククネ政権打倒の朝鮮革命の圧殺とアジア侵略戦争への動員を狙う安倍を倒そう。1千万人と結合する地区党建設、党と労働組合の一体的建設、労働組合を軸にソビエト建設を」と、民主労総ゼネストと連帯し8〜9月国会決戦に総決起しようと訴えた。
 関西地方委員会の報告と決意では、地区党建設・拠点建設が圧倒的に前進した15年前半戦を、入管闘争、全国水平同盟建設、橋下打倒闘争の勝利、拠点職場攻防に絞って総括し、「職場闘争を路線的に闘い巨大な党をつくり出そう。党の団結の基礎は徹底した路線議論。あらゆる戦線の課題を地区党の正面課題に据えよう」と提起した。
 連帯あいさつを全国水平同盟新委員長の久原正子さん、高槻支部、西郡支部が行った。久原委員長は「昨年8月、300人の国家権力による西郡住宅強制執行に対して、団結を崩さず闘いぬき、支部を次々建設してきた。西郡住宅闘争を労働者階級の『生きさせろ』の住宅闘争として闘うことをはっきりさせた。高槻での自主管理闘争に勝利しよう」と語った。
路線討論徹底し党の団結を
 カンパアピールを保育労働者が行い、後半は「ソリダリティ」の演奏と合唱から始まった。星野闘争組織委員会の同志は星野文昭さんのアピールを紹介した後、「関西各地で星野絵画展が拠点建設と結びついて成功している。9・6徳島闘争へ」と訴えた。
 続いて国鉄委員会、京都府委員会、東大阪地区委員会の同志が特別報告を行った。
 国鉄委員会の同志は「4・9政治和解を打ち破って階級的労働運動が前進してきた。7・15衆院強行採決と6・30動労千葉鉄建公団訴訟最高裁決定をもって階級闘争は新段階に入った。新潟、福島で動労総連合を立ち上げ、動労水戸は被曝労働拒否で常磐線全面開通阻止を闘う。動労西日本は中西副委員長の指名ストに入る」と宣言。
 京都府委員会の同志は、「新たな同志が結集し地区党の変革が迫られた。地区党、とりわけ三役が路線と方針を徹底議論し責任を取り切る立場で臨めばどんな失敗も宝の山だ。地区党が動労西日本建設、反原発舞鶴闘争、全水同盟建設を正面課題に据えた。婦民京滋支部結成、星野絵画展の成功をかちとった。党の魅力的団結があれば新たな人びとが党に結集する時代だ」と述べた。
 東大阪地区委員会の同志は、「八尾北労組を中心にNAZEN建設をかちとり、全国水平同盟第4回大会も成功した。ソビエト建設をめざす闘いだ。生き生きとした地区での討論が拠点建設を前進させる」と報告した。
 続いて、中央労働者組織委員会の同志が党の変革の課題について明らかにした。「どういう時代か、目の前の攻撃はどういう攻撃なのかを議論する党に変わろう。4大産別をめぐる攻防は全員解雇・総非正規化との闘いだ。路線論議を繰り返し橋下を打倒した闘いは、われわれの金字塔だ。資本との激突を見て労働者は党に結集する。会議で思っていることを言い、党の団結をつくろう」
 マルクス主義青年労働者同盟が「7・15国会包囲の中心は青年。青年の中に革命の指導部ができるかが歴史を決する」と発言し、マルクス主義学生同盟中核派は「大学に軍事研究募集、防衛医大に苦学生求むとある。戦争は大学から始まっている。一つのクラス、自治会がストを実現したら全国に広がる情勢だ」と先頭で闘う決意を表明。
 まとめと行動提起を労働者同志が行い、「ゼネストで革命を切り開くために党の何を変えていくのかというテーマの集会にした。革命的激動の時代、目に見える拠点が必要だ。安倍が破綻しているのは、国鉄闘争を軸に労働者の団結が維持されたままだからだ。8~9月大決戦、国鉄決戦、11月集会で安倍を倒そう」としめくくった。

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