安保関連法案と辺野古新基地建設阻止へ、3800名の大結集
9月5日、キャンプ・シュワーブゲート前で「辺野古新基地建設断念! 戦争法案廃案! 安倍政権退陣! 工事再開を許さない! 県民集会」(主催:止めよう辺野古新基地建設! 実行委員会)が3800名の大結集で開催された。昨年8月以来、辺野古現地での大集会は5回目だ。
集会直前の激しいカタブイ(片降り)の中、沖縄全県から結集してきた参加者は一週間前の国会前12万人・全国100万人の歴史的な決起を受けての辺野古現地集会を新たな決意も固く県民集会を闘いとった。各地域からのバスだけではなくて、労働組合がチャーターした大型観光バスも数多く駆けつけ、労働組合が県民集会の結集の中軸をしっかりと担った。
沖縄労組交流センターの仲間は、9月5~6日に徳島現地で闘われている星野同志奪還の闘いと連帯して、全証拠開示100万署名を呼びかけるリーフを参加者に配布した。近寄ってきて手を差し出してくる参加者、「もう一枚おくれ」「5~6枚下さい」という感じであっという間に準備したリーフは参加者に手渡された。「宮城盛光さんがやっているやつだよね、自分も会員に入ったよ」と話しかけてくる参加者も。5月の星野絵画展の切り開いた地平だ。国鉄闘争全国運動・沖縄の旗を見かけて、「千葉動労さんですよね」と話しかけてくる参加者もいた。〈国鉄〉と〈星野〉が沖縄全島ゼネスト情勢を切り開いていることを確信させた県民集会だった。
二日後の7日には政府と県の集中協議の最終回が行われ、安倍政権は「辺野古の工事再開」を通告、政府と県は「決裂」したと報道された。安保関連法案に対する労働者階級の怒りに追いつめられた安倍政権を打倒する9月国会決戦に勝利しよう。9・13国会包囲闘争‐銀座デモに全国から結集し、国鉄集会の成功から11月全国労働者総決起集会に攻め上ろう! (沖縄・I)
この記事へのコメントはありません。