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東京で国際婦人デー行動 日韓連帯かけ138人が池袋をデモ

20160310c-1.JPG 2016年3・8国際婦人デー東京行動が、労組交流センター女性部と婦民全国協・関東ブロックの呼びかけで3月6日池袋で開催され、138人が結集し、意気高く集会とデモを行いました。
 集会は、労組交流センター全国女性部代表が司会を担い、大恐慌と戦争の時代に全世界で取り組まれている国際婦人デー行動と連帯して、とりわけ前日の3月5日の韓国女性労働者大会と連帯・団結して行うと開会を告げました。

 まず韓国民主労総の2015年の闘いの軌跡を記すビデオが上映され、ゼネストに至る職場のたたかいの様子が伝わってきました。
 基調となる集会アピールは婦民全国協・鍛冶淳子さんが提起。「3月7日からの史上最大規模30万人が参加する米韓合同演習は、そのまま休戦協定を踏み破って実際の戦争に突入する危険をはらんでいる。この朝鮮侵略戦争情勢に任期中の改憲を宣言して踏み込む安倍を倒そう。戦争絶対反対!」と訴えました。さらに京大反戦ストへの学生弾圧を徹底弾劾し、6人の学生の早期奪還を呼びかけました。また戦争と一体で進められる総非正規職化、貧困化・生活破壊を自らの非正規職場の現実から語り、「非正規職撤廃! 派遣法廃止を階級的労働運動・労働組合で闘っていこう。拠点づくり団結を!」と訴えました。
 三里塚芝山連合空港反対同盟婦人行動隊の宮本麻子さんが三里塚の今日の状を報告し、第3滑走路建設の動きに地元住民から大きな反対の声があがっている様子が話され、50周年を迎える今年の3・27全国集会への結集が呼びかけられました。星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の星野曉子さんは、2月の徳島友人面会行動の報告や各地の絵画展への協力に感謝を述べ、4月に70歳を迎える文昭さん、二人の結婚30年になる今年こそ奪還をと話しました。
 続いてメッセージが紹介されました。外注化・非正規化と闘う動労千葉と動労千葉家族会。婦民福島支部から5年目の3・11福島行動へのアピール。婦民埼玉支部よりNAZEN埼玉などへの福島ツアー弾圧弾劾と決意。東京北部ユニオン・アミーユ支部からは介護労働現場の怒りと闘いの報告。郵政非正規ユニオンからも寄せられました。
 発言は5人から。東京西部ユニオンの仲間が闘いの前進と児童館-自治体職場の切り捨て攻撃との闘い、「『保育園落ちた日本死ね!』の現実は自分の問題!」と報告。「許すな改憲!大行動」の仲間は、自らも合同労組に参加しながら闘っているとして「緊急事態法を絶対許すことはできない!」と訴えました。
 越谷市職の労働者は、マイナンバー拒否の闘いを報告。闘わない体制内組合本部を真っ向から批判して仲間を拡大している様子が伝わりました。
 婦民相模原支部からは障害をもつ会員から65歳の介護保険統合攻撃と地域の仲間とともに実力で闘い、障害福祉の継続をかちとり、福祉職場の労働者との共闘も追求している報告がされました。
 最後に全学連の洞口朋子さんが全学連弾圧への怒りのアピール。告訴をしながら今やなんの確信もないグラグラの大学当局を徹底弾劾し、反戦スト弾圧に怒りが広がっていること。逆に第2のストを全国で切り開くと決意が語られました。
 まとめと行動提起を神奈川労組交流センターの岩崎ゆかりさんが行い、デモに出ました。池袋繁華街のデモは圧倒的注目。車の中から手を振り、拍手する人や飛び入り参加も。安倍政権への怒りは深く、デモへの共感の大きさを実感しました。100人の公安刑事は逆に道行く労働者市民に包囲されているようでした。(鶴田ひさ子)

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