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常磐線運転再開反対! 動労総連合が各地で決起 動労水戸 総反撃のスト貫徹 いわきで抗議行動に立つ

20160714a-2.JPG JR東日本は7月12日、常磐線の原ノ町―小高間の運行再開を強行した。これに対し動労総連合は同日、統一行動に立ち反撃した。動労水戸はストライキを貫徹していわきで抗議行動を展開、動労福島は原ノ町での集会と小高での抗議行動に立ち、動労東京はJR東日本本社のある新宿でJR弾劾闘争を闘いぬいた。

 いわきでは、動労水戸を先頭にいわき運輸区前といわき駅前で抗議行動が行われた。動労千葉、動労福島、動労東京と支援の仲間も合わせて60人が結集した。
20160714a-1.jpg 動労水戸は正午から17人が運行再開反対のストライキに決起した。避難指示が解除される南相馬市と、運行再開される区間の放射線量はまだまだ高く、しかも道路、畑、森林などの除染は終わらずその効果もない。
 午後3時、いわき運輸区前に集まり、まず動労水戸の石井真一委員長が「福島では173人の子どもに甲状腺がんが出ている。福島第一原発事故はまったく収束していない。なのに運転を再開し住民に帰還を強制することは、被曝を強制することと同じだ。保線区、運輸区の仲間を被曝させるな」とJRを弾劾した。
 続いて国分勝之副委員長が「常磐線の全線開通は運転士と車掌が反対すれば止められる。止める力は、われわれが持っている」と運輸区の中の労働者に向かって訴え、照沼靖功組合員は「この会社は労働者の安全、健康のことをまったく考えていない。この現状を変えよう」と呼びかけた。
 動労福島の倉岡雅美さんと動労千葉の木科雄作執行委員が国とJRを弾劾し、全員で運輸区に対してシュプレヒコールをたたきつけた。
 そのまま参加者はいわき駅前に移動して街頭宣伝を行った。駆けつけた3・11反原発福島行動実行委員会の椎名千恵子さんと動労東京の組合員、茨城県の労働組合が闘いへの支持を訴えた。
 最後に辻川慎一副委員長が「福島第一原発では今もいつ爆発が起こるか分からない。それを原発労働者が必死で止めている」「帰還の強制もオリンピックも徹底して私利私欲のためだ」「動労水戸は何度でもストライキに立って、とことん国と闘い、全線開通を絶対に阻止します。動労水戸結成からの30年の団結は絶対に打ち壊されません」と語気を強め、参加者全員が全線開通阻止の決意を新たにした。

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