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下獄5年2カ月に勝利 熱気包む福嶋同志出獄歓迎会

20170814a-1.JPG 7月29日、前進社において、5年2カ月におよぶ下獄闘争を不屈・非転向で勝ちぬき、13日に出獄してきた福嶋昌男同志を迎え、歓迎会がかちとられた。
 福嶋同志は、1986年東京サミット粉砕闘争として闘われた4・15米軍横田基地と5・4迎賓館ロケット弾戦闘に、事前共謀で関与したとしてデッチあげられ、無実であるにもかかわらず、爆取(爆発物取締罰則)1条で12年という重刑を科された。逮捕されてから12年近くに及ぶ許しがたい超長期の未決勾留を強制された。しかし、そのほぼ半分の年数しか刑期に算入されず、残刑5年2カ月の下獄となった。
 歓迎会には80人を超える同志が結集し、開始前から勝利の熱気に包まれた。

 冒頭、歓迎のあいさつに立った天田三紀夫書記長は、2017年前半決戦の勝利と戦争と革命の時代への突入を熱く語り、こうした情勢のもとで福嶋同志と合流できたことに心底から喜び、なにより、福嶋同志が心身ともに元気で出獄してきたことが、大いなる勝利だと同志をたたえた。
 結集した多くの同志たちが次々立って、福嶋同志の下獄闘争の勝利的貫徹をたたえた。特筆すべきは病気治療の関係で、収監日の延期を闘いとってきた須賀武敏同志が、ついに福嶋同志を外で迎えることになり、バトンをタッチして、下獄闘争に突入する決意を明らかにした。
 すべてのあいさつに応えて、福嶋同志が「5年2カ月前、前進社で下獄を前にして送り出しを行っていただきました。その際、みなさんに再会を約束しましたが、それを実現できて本当にうれしい」と切り出し、渾身(こんしん)の決意表明を行った(詳細別掲)。
 学生の音頭で団結ガンバロー三唱とインターナショナルを斉唱して、大高揚の中で歓迎会は終了した。
抗告審で必ず勝つ 福嶋昌男
20170814a-2.JPG 5年2カ月の勝利は個別私自身の勝利と同時に、これまでの革共同の歴史的闘いと指導によってあるのだと強く感じています。
 中核派が領導した60年代から70年・70年代の安保・沖縄闘争の大高揚は、日本革命の現実性を日帝に突きつけました。日帝は破防法―警察・カクマル連合の反革命で中核派に襲いかかってきました。それは同時に71年11・14渋谷暴動闘争に対する、星野文昭同志、大坂正明同志、故奥深山幸男同志へのデッチあげ大弾圧でした。この日帝の大弾圧は、1905年ロシア革命に対する大反動に通ずるものです。
 しかし、中核派は日帝・反革命との内戦に勝利し、動労千葉・動労水戸―動労総連合を中軸とする階級的労働運動を切り開いています。
 3同志の闘いは〈革命家・共産主義者・同志、団結の根源、現実〉を一体的に示し、アピールしています。そして、今や多くの労働者人民の心をとらえるに至っています。
 須賀武敏・十亀弘史・板垣宏3同志の再審・獄中闘争に連帯し、私は、抗告審(2014年12月26日に再審請求したが今年3月16日に不当にも棄却決定が出され抗告している)に必ずや勝利します。若い青年労働者、全学連のみなさんとともに日帝打倒に進撃します。出獄を起点に、これまでの自らの限界を超えて、一層革命家・共産主義者として自らを打ち立てていきます。

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