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2名の闘う仲間へのデッチあげ弾圧粉砕! 共謀罪攻撃を打ち破ろう!

 公安警察による共謀罪攻撃そのものとしてのとんでもないデッチあげ弾圧を打ち破ろう。
 5月18日、闘う2人の仲間を大阪府警が不当逮捕しました。Aさんに対しては、ホテルの宿泊名義を口実にした「有印私文書偽造・同行使」なる「容疑」で、ゴミ出しに部屋を出たところを襲撃的に逮捕、さらに部屋にいたBさんを「公務執行妨害」と称して突然逮捕したのです。はじめから逮捕を目的にしてデッチあげる、典型的な「転び公妨」です。
 さらに公安警察は彼らに対して1971年11月の渋谷暴動事件での「殺人罪」での逮捕を狙っています。絶対に許せない! 一から百まですべてデッチあげだ!
 2人の仲間は、改憲・戦争、首切りや非正規職化に絶対反対を貫き、この社会を変革するために人生をかけて闘っています。そうであるがゆえに公安警察は憎しみを集中し、不当弾圧に手を染めたのです。
 共謀罪の核心は何よりも公安警察にフリーハンドを与えることです。公安警察による監視からデッチあげ逮捕のあらゆる手段をもって、団結そのものを罪とし弾圧する「現代の治安維持法」そのものです。
 すべての労働者人民の敵=公安警察を、安倍と共謀罪もろとも徹底的に粉砕しよう。共謀罪法案の採決を阻止しよう。完黙・非転向を貫いて闘っている2人の仲間を今すぐ取り戻そう! 

●安倍こそ監獄にたたき込もう
 このデタラメな弾圧も、一切の手続きすらかなぐり捨てた共謀罪の強行採決策動も、安倍政権の絶体絶命の危機の裏返しです。
 「森友学園」に続く「加計学園事件」で、安倍がいかにその政治権力を利用して、国有財産を私物化し簒奪し、一部の資本家・政治家連中の手に、労働者から搾取・収奪した富を溜め込んできたかが、ついに隠しようもなく明らかになりました。監獄にたたき込むべきは安倍だ!
 安倍の姿こそ、歴史的生命力の尽き果てた資本主義体制の、破産し腐りきった姿です。もはやまともな支配を維持することはできない。強権を振りかざしながら、なりふり構わず戦争に突き進む以外にない。トランプ政権とともに朝鮮戦争への先制的突入へ、焦りにかられて改憲案をうち出さざるをえなくなったのです。
 支配の崩壊と絶望的危機の中で、共謀罪と改憲・戦争に突き進む安倍を今こそ打倒しよう。
●団結こそ共謀罪を打ち破る力
 新自由主義の大崩壊を突き破って、労働者人民の怒りが全国全世界から噴出しています。とりわけ韓国で、民主労総のゼネストを先頭にした闘いがパククネを一挙に打倒し監獄にぶち込みました。民営化・非正規職化が青年の未来を奪う一方で、財閥と政治家が私腹をこやす、この階級社会をひっくり返す闘いが始まったのです。それは大統領選などで収束せず、根底的変革へ向かって、6・30ゼネストを一つの頂点に新たな前進を開始しています。
 この韓国の現実は日本もまったく同じです。青年を非正規職にたたき落とし、残業月100時間を合法化し、資本家は莫大な富を搾りとり、政治家は腐敗にまみれている。国会は人民の声を踏みにじる機関としてむき出しになり、戦争への歯止めも取り払う。しかし同時に、労働者の怒りの声がついに底の底から噴き出し始めているのです。国会を取り囲む怒り、3・11以来の原発と被曝強制に対するフクシマの怒り、基地全面撤去のゼネストへ向かって渦巻き始めた沖縄の怒り、あらゆる職場・キャンパスでの1人の決起から動き出した闘い。
 その先頭に、新自由主義の突破口であった国鉄分割・民営化に真っ向から立ち向かってきた動労千葉の闘い。3・11原発事故と根底的に対決する動労水戸の被曝労働拒否の闘いがあります。法政大や京都大で幾多の弾圧を打ち破り学生の団結を甦らせる全学連の闘いがあります。そして何よりも、デッチあげの無期懲役攻撃と不屈に対決し、人間的解放を求めて闘う獄中42年の星野文昭さんの存在があります。
 労働者・学生の団結にこそ勝利の展望があります。公安警察による政治弾圧は、労働者を分断し屈服させるための最後の手段です。これを団結して打ち破れば絶対に勝利できる。これこそ共謀罪を粉砕する力です。
 デッチあげ弾圧と不屈に闘っている2人の仲間を取り戻そう。(革命的共産主義者同盟・救対部)

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