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A同志勾留理由開示公判 「転入手続きが犯罪」か! 完黙貫くA同志と熱く合流

 「がんばれ!」。法廷内に、退廷するA同志への多くの声援が響いた。12月12日、「電磁的公正証書原本不実記録・同供用」容疑をでっち上げられ11月25日に逮捕されたA同志の勾留理由開示公判が東京地裁で行われた。完全黙秘・非転向で闘うA同志との熱い合流がかちとられた。
 この弾圧は、昨年A同志が住民票を東京・江戸川区の前進社本社に移したことが犯罪だというとんでもないでっち上げだ。A同志の住所は前進社本社であり、そこに住んでいる。警察権力はマスコミを使って、A同志が「大坂被告の逃亡を支援した」などと、まるでとんでもない犯罪が引き起こされたかのように事実無根のデマを流している。だが、このことこそ今回の弾圧が百パーセントでっち上げの共謀罪弾圧であることを自己暴露するものだ。

 弁護人が、A同志が前進社に住んでいないとする根拠、住所は足立区内のアパートだと言うならいつからそこに住んでいるのか、江戸川区役所への届出はこれから前進社を住所としようとするものであり、なぜそれが不実記録となるのかなど、裁判官に釈明を求めた。しかし裁判官は一切答えない。ただ「犯罪を犯したと疑うに足りる理由がある」と強弁するだけだ。
 これに、傍聴席を満杯にした仲間から弾劾の声が次々と飛ぶ。裁判官は退廷を乱発するが、誰一人ひるまない。裁判官の質問にも毅然とした態度で完全黙秘・非転向を貫くA同志と固く連帯し、闘いぬいた。
 公判前の裁判所前でのビラまきにも多数の仲間が参加し、用意したビラはすべてまききった。警察権力のでっち上げ弾圧に社会的注目が集まっている。
全国6カ所への不当捜索許すな
 でっち上げに対する怒りが全国に広がり、次々と破産させている。追い詰められた日本帝国主義・国家権力は、12月8日、A同志の逮捕を口実として前進社本社をはじめ全国6カ所への不当な家宅捜索を強行した。
 このことが示すように今回の弾圧は、朝鮮侵略戦争が超切迫する中、革命党=革共同破壊を狙ったもの以外の何ものでもない。
 事実、公安警察はA同志と同時に公務執行妨害をでっち上げ逮捕したB同志(免状不実で再逮捕)の取り調べで、「中核派は許せない。必ず跡形もなく粉砕する」などと言っている。憎悪をむきだしにした国家権力の悲鳴だ。
 これに対する我々の回答は鮮明だ。弾圧を粉砕し12・17労働者集会の成功をかちとることを確認し、この日の闘いをやり切った。

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