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宮城 雇い止め阻止で集会 マスコミ5社も取材

20180301b-1.jpg みやぎ連帯ユニオンと動労福島宮城県支部は、労働組合に加入して闘えば雇い止めを阻止し無期雇用を認めさせることが出来ると訴えて、「3月雇い止めを阻止しよう!有期雇用制度をなくそう!」2・22集会を仙台で開催。集会には50人が結集し、マスコミも5社が取材に来ました。(写真
 みやぎ連帯ユニオンの松本岳人副委員長は就業規則の一方的改悪で非正規職を「5年で雇い止め」出来るようにしたホテル仙台ガーデンパレスに対する闘いの勝利を報告しました。
 ホテル仙台ガーデンパレスは、政府が全額出資する資本金1千億円の日本私立学校振興・共済事業団が経営するホテルです。みやぎ連帯ユニオンは団体交渉で事業団が非正規職の就業規則改悪を非正規職労働者に知らせず、正規職の代表印で登録していたことの非を認めさせて、希望者全員の契約更新と無期転換をかちとりました。年休申請権も認めさせました。

 松本副委員長は「一人では打開できないかもしれないが、労働組合として要求すればかちとれることがたくさんある。職場で悩んでいるすべての仲間はみやぎ連帯ユニオンに加入して共に闘おう」と訴えました。
 動労福島宮城県支部の金子哲夫支部長は、動労千葉がJRの千葉鉄道サービス労働者の雇い止めを阻止し無期転換をかちとった闘いの報告をしました。
 仙台市職員労働組合・社会福祉協議会支部の仲間は仙台市の外郭団体、社会福祉協議会が300人の労働者のうち30人に5年で雇い止めを通告していることに対し、以下のように決意を述べました。
 この雇い止めは無期転換逃れの脱法行為であると同時に組合執行部に対する雇い止めであり、組合つぶしです。雇い止めを強行するなら私たちも辞めると声を上げた職場の労働者に対して、当局は君たちは残ってほしいと言う。仕事を続けたい労働者を雇い止めにし、辞めたいという労働者を慰留する。こんな理不尽はない。私たちの労働は高齢者や重度障害者の介護や生活の支援です。福祉・介護労働は社会に絶対必要な労働です。私たちは誇りを持って働いています。だから組合に結集して闘っている。社会福祉協議会の財源の8割は仙台市です。仙台市は命を預かる福祉と福祉労働を指定管理者制度で丸投げし、切り捨てようとしている。雇い止めを強制しているのは仙台市です。撤回を求めて最後まで闘います。共に闘うことを訴えます。
 この訴えを受け、仙台市職労保育所支部、JP労組、ふくしま合同労組、全金本山労組の仲間が決意を表明し、3月450万人雇い止めを打ち破る労働者の団結と労働組合の拠点建設をかちとる決意を固めました。(動労福島宮城県支部・掛川知行)

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