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迷惑防止条例改悪を直撃 都庁レストラン闘争解雇1年 都庁前で座り込み

20180329c-1.jpg 安倍政権に対する怒りが爆発するなか、小池都知事が極悪の先兵として登場しています。3月29日の都議会本会議で採決、成立した「迷惑防止条例改正案」は小池版「共謀罪」です。
 国会前で抗議の声を上げることも、労働争議で社長の自宅に押しかけることも、メールやツイッターで「安倍を許すな」と発信することも、「つきまとい」として弾圧対象にされます。被害者の「告訴」も必要なく、警察の恣意(しい)的判断で逮捕が可能です。警視庁提出の改悪案は改憲・戦争情勢下の治安弾圧条例以外の何ものでもありません。
 ところがこの極悪の弾圧条例案が22日の警察・消防委員会で、実質たった1時間の審議だけで日本共産党を除く全会派の賛成で可決されたのです。共謀罪には形ばかりの反対のパフォーマンスをした立憲民主党も弾圧条例には賛成! まさに翼賛都議会です。

 「都庁ふくしま署名解雇を許さない会」は、委員会採決が行われた22日、朝の都庁ビラから夕方の座り込みアピールの一日行動をやりぬき、条例反対の「都議会前アクション」との相乗効果で大いに盛り上がりました。条例改悪反対で駆けつけてきた労働者が次々と都庁レストラン解雇撤回署名に応じ、討論の輪ができました。連日国会前行動に参加し「やっぱり小池は安倍の別働隊だね」と言っていた男性とは、25日の日比谷野音で再会しました。若い男性が「ビラまきを手伝います」と申し出てくれるなど、様々な出会いと交流が広がりました。コールで「弾圧条例許さない」「安倍も小池も監獄へ」「25日は自民党大会直撃だ」と締めくくりました。29日の本会議採決に対しても朝夕の弾劾行動を貫徹しました。
 この弾圧条例制定は1年にわたる都庁レストラン闘争に安倍と小池が追いつめられて繰り出した策動です。都庁レストランに勤めていた柿沼庸子さんが福島避難者の住宅補償うち切り反対署名を職場で集めたことをもって、小池によって解雇された昨年4月以来、月2回の都庁前座り込みは、福島の怒り、非正規職の怒りの結集の場となり、築地市場の豊洲移転や都営交通民営化との闘いと結びつき発展しています。労働委員会と団交は小池による政治的解雇の正体を暴き、希望の党の大没落を強制しました。そしてついに上山信一ら特別顧問体制を破産させる原動力となったのです。だからこそ小池はボロボロになりながら反動の結集による延命を策して弾圧条例の制定に走ったのです。7月施行を安倍・小池もろとも粉砕しましょう。
 都庁レストラン闘争は3・25大行進と都条例改悪弾劾を闘い、安倍・小池を倒す「都庁前からゼネストへ」の新たな段階に入ります。4・3都庁レストラン闘争1周年集会に集まり、都労連労働者を先頭に改憲阻止ゼネストへ闘いましょう。(都庁ふくしま署名解雇を許さない会・K)

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