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広島でメーデー・デモ 「改憲阻止」に市民が注目

20180510d-1.jpg 5月1日、動労西日本広島支部と広島連帯ユニオン、広島県労組交流センターの呼びかけで、「改憲・戦争絶対阻止!働き方改革粉砕!安倍政権打倒!5・1広島メーデー」が行われた。
 昼前から行われた原爆ドーム前での集会には約40人が集まり、「MAY DAY」の文字に多くの外国人訪問者も注目した。
 広島連帯ユニオンの宮原亮執行委員が基調を提起し、南北会談と米朝会談をめぐる情勢に関して「韓国・民主労総を先頭とするろうそく革命が、南北分断体制を打ち破る闘いへ発展し始めた。これと連帯して安倍の改憲を阻止し、朝鮮戦争を始まる前に止めよう」と訴えた。そして一切は労働組合をめぐる攻防に国鉄闘争を軸に勝ちきることだと述べ、5・1メーデーから改憲阻止の巨大な闘いをつくりだそうと呼びかけた。

 動労西日本の岡崎昭夫副委員長、広島連帯ユニオンの矢田三恵副委員長(高陽第一診療所労組)からの発言の後、反戦被爆者の会の被爆二世で、8・6ヒロシマ大行動共同代表の中島健さんが、8・5―6ヒロシマ国際反戦反核集会への結集を呼びかけるアピールを行った。
 集会後、メーデーののぼりを先頭に広島市内デモに出発。「安倍を監獄へ」「改憲阻止」の鮮明なコールに昼休みの労働者や市民が注目し、メーデーアピールを掲載した『前進』も沿道で約100部が配布され、その場で広げて熱心に読む若い人もいた。デモ解散後には「改憲・戦争阻止!大行進 広島実行委員会」結成準備会が開催され、全員が実行委員会の組織者となり、8・6ヒロシマ大行動の成功をかちとって9月結成へ向かうことを確認した。(広島・HD)

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