旭非正規職闘争が3周年 6・22テグ 〝旭硝子を違法派遣で起訴しろ〟
6月22日午後4時、テグ(大邱)地方検察キムチョン(金泉)支庁前で「旭闘争3周年 労組破壊共犯検察糾弾決意大会」が開かれた。旭非正規職支会と共に闘う金属労組組合員、地域の労働者など250人が集まった。
テグ高検が5月14日、旭硝子(ガラス)ファインテクノコリア(AFK)に対する違法派遣の再捜査をキムチョン支庁に命じた。5月28日には違法派遣の実態を明らかにするために、裁判官を含めた調査団が旭工場に立ち入り調査を行い、その証拠資料は以前にも増し6千件にも及んでいる。
集会でチャホノ旭支会長は、「旭硝子の違法派遣は今や明白になっている。即刻旭硝子を起訴しなければならない。検察は私の話を聞く時も横柄な態度で『質問だけに答えればいい』などと言っていた。検察の頭をかち割ってやりたい怒りでいっぱいだ。皆さん、それぐらいやってもいいでしょう?(「そうだ!」の声)。検察官にわれわれの怒りの声を聞かせるために、今日ここで集会を開いている。検察は、再捜査は3カ月くらいかかると言っているが、3カ月で起訴できなかったら新たな闘いに打って出る。われわれはあきらめず、旭硝子を起訴し、職場に復帰するまで闘いぬく」と怒りと決意を明らかにした。
集会終了後、「起訴要求書」を持ったチャホノ旭支会長を先頭にキムチョン支庁舎内に全体が移動したが、ドアは閉ざされていた。組合員たちは「ドアを開けろ!」「旭硝子を即刻起訴しろ!」とシュプレヒコールを上げながら、「非正規職撤廃」と「即刻起訴」のプラカードをドアに貼りつけて解散した。
その後、夜8時からキムチョン駅で開かれた671回目になるサード反対文化祭に合流した。チャホノ支会長がサード撤廃を訴え、労働改悪を進めるムンジェイン政権を弾劾、「労働者民衆が安心して暮らせる世の中にならなければ真の平和は訪れない」と訴えた。
また、2〜3月に日本遠征闘争を担ったナムギウン首席副支会長、ソンドンジュ文化体育部長、チャンミョンジュ調査統計部長の3同志からなる律動隊「虚空(ホゴン)」が、3周年集会に続き、文化祭でも力強い律動を披露し、参加者から大きな拍手を浴びた。
〔写真〕上:解雇から3年、旭非正規職支会が決意大会(6月22日 大邱地検金泉支庁前)
中:「違法派遣ただちに起訴!」と書かれた舞台で「虚空」の3人が律動
下:閉ざされた地検の建物に「違法派遣ただちに起訴」「非正規職撤廃」のプラカードを貼る組
合員たち
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