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川崎で民権の会軸に集会 山城信康さんが沖縄報告 労働運動めぐり活発な討論

20180705b-1.jpg 6月23日、沖縄民権の会、東京のなんぶユニオン、合同労組かながわ川崎支部が主催して川崎市内で沖縄集会を45人の参加でかちとりました。昨年暮れの横浜市鶴見での星野絵画展を機に、沖縄民権の会の例会が再開され、集会を準備することができました。
 沖縄民権の会の座覇光子代表の「本土の私たちは沖縄の闘いとどう結びつくのか、語り合いましょう」という提起で始まり、沖縄労組交流センターの山城信康さんから現地報告を受けました。米朝会談弾劾、激化する訓練・演習、辺野古新基地建設阻止、基地と一体の貧困問題、「オール沖縄」の反動的役割と労働運動の状況などです。

 参加者一同、沖縄現地の状況と必死に格闘する集会となりました。「日本で一番頑張っていると思っていた沖縄の労働運動が衰退しているのはどうしてですか」という質問が出されました。自治体の民営化などと闘えない労働組合に組合員が絶望し脱退していくという、体制内労組指導部に驚きの声があがりました。
 基地をどうするか、生活をどうするか、社会全体をどうするか。これらの問題を解決できるのは革命党と一体となった労働組合しかありません。「オール沖縄」とか「オール川崎」などという指向こそが労働運動を衰退させています。そして沖縄労働運動の再建は、本土の労働運動の再建問題でもあります。
 沖縄民権の会の魅力は設立者の故古波津英興さんが「民権をもって国権を制す」と力説していた、その階級性です。そして、戦争のための基地は沖縄にも本土にも世界のどこにも必要ないという戦争絶対反対の思いです。戦争反対を掲げながら「専守防衛」に転じ、憲法9条と米軍基地・自衛隊の矛盾から目をそらして「立憲主義を守ろう」と逃げを打つ既成潮流と対決して、沖縄民権の会は闘いぬいています。
 星野文昭さんを取り戻す闘いと沖縄闘争は一体です。最後に、沖縄民権の会を大きく育てようと確認しました。(合同労組かながわ川崎支部・竹内悟)
写真沖縄労組交流センターの山城さんの報告に聞き入った(6月23日 川崎市)

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